こんにちは「こだわりスタイル」です
次々に新しいモデルを追加してくる「EarFun」のワイヤレスイヤホンですが、今回はなんと5000円台で(amazonクーポン併用)マルチポイント接続が可能なモデルが投入されました!
後ほど説明しますが、マルチポイント接続ができるワイヤレスイヤホンは、まだそれほど種類が無く、しかもほとんどが10000円以上のモデルに搭載されています。
そのうえノイズキャンキャンセリングも搭載、ワイヤレス充電対応と全部入り、しかもコーデックもAndoroidユーザーはAptx対応、iPhoneユーザーはAAC対応ですから、どちらの機種でも音質は素晴らしいのです。
しかも専用アプリによるコントロールも搭載してますので、良い音をさらに自分好みにカスタムできちゃう優れものです。
今回はマルチポイント接続可能でコスパ最高な「EarFun Air S」をレビューいたします。
EarFun Air Sのパッケージ、スペック
パッケージは硬質(ガッチリしています)な段ボールで非常にしっかりしていて、コンパクトな大きさに統一されていて非常に好感がもてます。
イヤーピースは「EarFun Free 2S」より少なく4セットになりますが、そこはコスト的な部分もあるので良しとしましょう。
お好みに応じて、低反発のイヤーピースにするだけでまるで違った音質になるのでお試しください。
テスト記事はこちら
細かな気配りとして、細い綿棒も付属しています。
マイク部分や、スピーカー穴部分の汚れの除去ができます。
写真のように輸送時のキズ対策もぬかり無く、キズ防止テープで包まれています。
EarFun Air Sのスペック
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP |
対応オーディオコーデック | aptX™、 AAC、 SBC |
伝送方式 | TrueWireless Mirroring(左右同時伝送・マルチポイント) |
ノイズキャンセリング | 最大-30db |
電源供給方式 | USB-TYPE C、ワイヤレス充電対応 |
防水 | IPX5対応 |
重量 | 約52.6g(実測) |
充電時間 | 10分の急速充電充電で約2時間の音楽再生 約1時間(イヤホン) 約2時間(充電ケース、USB-C充電) 約3.5時間(ワイヤレス充電) |
電池持続時間 | ANCオフ – 最大6時間、充電ケースを使用すれば最大30時間。 ANCオン – 最大5時間、充電ケースを使用すれば最大25時間。 ※コーデックや音量、オーディオ内容などにより短くなる場合があります |
サイズ(L×W×H) | 56mm x 65mm x 31mm |
EarFun Air Sは最大で-30dbのANCノイズキャンセリングも搭載されていますよ!
EarFun Air SはIPX5対応ですので、アウトドアスポーツなど多彩なシーンで活躍。
IPX5とは:水中に沈めたりすることはできませんが、水の噴射を直接浴びても正常に動作します。
マルチポイント接続可能
この価格帯では搭載されているものがないマルチポイント接続ですが、このマルチポイント接続を簡単に説明します。
2つの機器と同時にBluetooth接続できるということになります
- Qどんな場面で使用するのですか?
- A
スマホで音楽を聴きながら、WEB会議に呼ばれたら切り替えできたり。
他にも2台のスマホをマルチポイント接続していれば、音楽を聞いている途中にもう1台のスマホの待受ができます。
従来なら、片方のスマホのペアリングを切って、もう1台のスマホにつなぐといった手間が必要でしたが、それがなくなります。ゲーム中にもう1台のスマホの着信待ち受けができたり・・・。
Bluetoothイヤホン利用が多い方にはマルチポイント接続は非常に便利な機能です。
ゲームの遅延を100msまで
ゲームやビデオ視聴などで画像と音声が遅延することがあります。(画像と音やセリフが合わない)
これが起ると楽しさが半減しますよね。
この遅延を100msまで縮めてくれまます。
よくゲームやビデオ視聴などをする方にはありがたい装備です。
兄弟分のEarFun Air Pro2との大きさ比較
EarFun Air SとEarFun Air Pro2の大きさを比較してみました。
この二つは兄弟分で形状も共に「うどんタイプ」なので大きさや形状の比較がしやすいかと思います。
後ほど説明しますが、私の愛用機はEarFun Air Pro2のほうなんです。
マルチポイント接続は装備されていないなどのデメリットもありますが、この辺は使う状況や好みの問題なのでご検討いただければと思います。
コチラをご参考にしてみてください
EarFun Air SとEarFun Air Pro2の2つを上から撮影すると大きさや形状の違いはわかりません。
質感もほぼ同じなので、同じ材質だと思います。
ただ横から見るとEarFun Air Sのほうが蓋部分にエッジが立っているのがわかるかと思います。
このエッジの効果はかなり大きく、イヤホン装着時にケースを手に持った時このエッジがひっかかり非常に安定します。
極端ですがEarFun Air Pro2は「卵」のようなので滑ります。
蓋を開けるところの溝も浅いので引っかかりが悪く開けづらいのです。(慣れましたが)
細かな変更ですが使い勝手にはかなり影響します。
大きさは最近のワイヤレスイヤホンなのでミニマムです。
EarFun Air Sの本体
重量をあまり気にする方も少ないと思います。
一応実測しましたが、片側で5g以下ですので「重い」というイメージは皆無ですのでご安心ください。
この中にマルチポイント接続や、ノイズキャンセリングなど機能満載なわけですから凄いです。
EarFun Air Sは「うどん」部分のみガンメタリックでアクセントになっています。
写真では若干EarFun Air Sの方が小さく見えますが、実際の大きさはほぼ変わらないと言っていいと思います。
実際に装着してみると「うどん」部分が固定感をさらに良くしてくれて、インナータイプよりしっかり固定される感じがします。(ここは耳の形状によると思いますので、イヤーピースなどでいくらでも調整できるので心配はいりません)
Qualcomm TrueWireless Mirroring
Bluetooth 5.2 と Qualcomm TrueWireless Mirroring テクノロジーを搭載しており、最新チップのQualcomm QCC3046チップを使用しているので、左右同時転送が飛躍的に安定し、音の途切れが最小限となっています。
チップはEarFun Free 2SはQualcomm QCC3040ですが音切れの少ない音が楽しめます。
EarFun Air S操作機能
もう物理ボタンの時代はやってこないのでしょう。
EarFun Air Sも全てタップ操作になっており下記操作可能です。
EarFun Air Sのタップの仕様
LEFT (左) | RIGHT (右) | |
再生・一時停止 | 2回タップ | 2回タップ |
曲送り | 3回タップ | |
曲戻し | なし | |
ノイズキャンセリング | 2秒触れたまま | |
音量を上げる | 1回タップ | |
音量を下げる | 1回タップ | |
電話を受ける・切る | 2回タップ | 2回タップ |
着信拒否 | 2秒触れたまま | c |
2つの通話を切り替える | 3回タップ | 3回タップ |
音声アシストのON・OFF | 2秒触れたまま | |
ゲームモード | 3回タップ |
専用アプリに対応したEarFun Air S
EarFun Air Sも「EarFun Audio」という専用アプリで好み音質に調整可能になりました。
タップ操作も変更可能ですので、よく使う動作を一番タップしやすい動作に変更も可能です。
細かなイコライザー調整も可能ですが、「高音ブースト」「低音ブースト」「低音を弱める」「高音を弱める」などがプリセットされていて、自分の好きなオリジナルも名前をつけて追加保存可能になり非常に便利なワイヤレスイヤホンとなりました。
EarFun Air SとEarFun Air Pro2の使用感まとめ
音質はEarFun Air Sのほうが確実に筆者の愛用機を上回っています。
筆者の愛用機はEarFun Air Sの1世代前になるので、Aptx対応ではありません。
この差は結構大きいと思います。
ただ今回のように2種類を交互に聴き比べるようなことがない限り、差はそれほど大きなものではないと感じました。
1世代前を使用する理由
ではなぜ筆者は1世代前の「EarFun Air Pro2」を使っているかというと、Qualcomm の最新チップが出るまではAiroha社 MCSync(左右同時伝送)が上をいっていました。
つまり「音飛び」が圧倒的に少なかったのです。
Qualcomm の最新チップが出て「音飛び」が同じレベルになった今も「EarFun Air Pro2」を使っているかという疑問が残ります。
マルチポイント接続については、筆者は同時に繋ぐ機会が頻繁にはありませんが、WEB会議やゲーム中の電話待機などが多い方には、マルチポイント接続は非常に便利ですね。
ワイヤレス充電って便利すぎる
EarFun Air Sはワイヤレス充電対応です。
「USB挿すだけじゃん!」と思うかもしれませんが、使ってみてください。
この機能は便利過ぎです!
「ただ置くだけ」の動作がこんなに便利なのかときっと驚きますよ!
EarFun Air Sのノイズキャンセリングについて
EarFun Air Sにはノイズキャンセリングが搭載されています。
それほど強力なノイズキャンセリングという感じはしませんでした。
ただ不必要な雑音は十分にカットしてくれるので丁度良いと感じます。
最大で-30dbのノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングの性能にフォーカスされて、ワイヤレスイヤホン選びをされている方には少々物足りない印象かもしれません。
-30dbのノイズキャンセリングレベルのイメージはコチラの「EarFun Free Pro」記事をご参考に!
操作感について
1週間ほど使用してみましたが、EarFun Air Sはタッチ操作をするときのスイートスポットが狭く感じました。
写真のように赤丸部分がタッチセンサーになっているのですが、右側のEarFun Air Sは左側のEarFun Air Pro2と比べてタッチセンサー部分が狭いので、タップ数がうまくカウントされず意図しない反応を見せることが使い始めの時に多く感じました。
これは慣れの部分が大きくEarFun Air Pro2を使い慣れていたからで、
数日で解消されましたのでご心配なく!
最後に
現在はすごい種類のワイヤレスイヤホンがラインナップされていますが、価格のひらきは大きく3000円〜数万円までと選択に迷います。
余裕があれば数万円のワイヤレスイヤホンも良いのかもしれませんが、ネームバリュー的な部分が大きいのもまた事実としてあると私は思っています。
ですので、マニアックな最高音質では無くても高音質でマルチポイント接続などの装備も充実していて価格も抑え気味の選択なら「EarFun」は絶対におすすめのブランドだと思います。
ちなみにこの「EarFun Air S」は2022VGPの金賞を受賞している折り紙付きです!
国内最大級のオーディオビジュアル機器の総合アワードで、プロが選んだアイテムだけが受賞できます。
参考になれば幸いです。
ワイヤレス充電器はセットにするのがおすすめです
ワイヤレスイヤホンのレビュー記事リンク
下のリンクにもありますように様々なワイヤレスイヤホンを使用してきまして、その度、レビュー記事を書いてますので是非ご参考にしてみてください。
EarFunのワイヤレスイヤホンが多いのは、コスパや性能の裏付けですね。
お手軽全部入りearfun-free-2sのレビュー
EarFun Freeのレビュー
EarFun Air Pro2は筆者の愛用機になります
EarFun Airのレビュー
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