こんにちは「こだわりスタイル」です
家庭でインターネットを利用する際に欠かせないWiFiルーター。
しかし、古いWiFiルーターを使い続けていると通信速度が遅くなってしまったり、接続が不安定になったりといった問題が発生することがあります。
そのため、時期が来たらWiFiルーターを買い替えることが必要になります。
今回は、そんなWiFiルーターを買い替える時に注意すべきポイントと、選ぶ際に注目したいポイントをご紹介します。
また、家庭の環境や利用目的に合ったルーターを選ぶことが大切であるため、自分にとって最適なWiFiルーターを選ぶ方法についても解説します。
WiFiルーターを買い替えた結果も後半に載せていますのでご期待ください!
驚きますよ!!!
WiFiルーターを買い替える時のポイント
まずは、自宅のインターネット回線のスペックを確認することが大切です。
それは回線スペックに合わないWiFiルーターを使ってしまうと、快適な通信環境を実現できなかったり、安定性の低下や速度低下が生じたりするからです。
最新規格のWiFi6のルーターは下位互換といって、WiFi5にも対応するので問題なく使用できます。
但し、使用するスマホ、タブレットやパソコンがWiFi6に対応していなければ「宝の持ち腐れ」になってしまいますので気をつけましょう。
少しお高めのWiFi6対応ルーターに買い替えるのがベストですが、将来的なことなどをよく考えて自分に合ったWiFiルーターに買い替えることをおすすめします。
ルーターの寿命や故障
古いルーターは、長時間使用すると故障する可能性が高くなります。
一般的にWiFiルーターの寿命は4~5年と言われています。
WiFiルーターは24時間電源はONのままですから、熱の影響で様々な回路に支障をきたすことがあります。
また、製造されてから一定期間が経過すると、新しい機能や通信規格に対応していないこともあります。
そんな理由から購入から4~5年経過程度でWiFiルーターは、新しいWiFiルーターに買い替えることが推奨されています。
こちら我が家でずいぶん長い間お世話になった、BUFFALO WHR-1166DHP。
さすがに寿命です・・・・?
スピードテストでは悲惨な数字!!
こちらスマホの速度!
WiFiルーターから一番遠い部屋で使用するので、壁、ドアなどの障害物が多いためか、2.5GHzのほうが数字が良いです。
家族皆でスマホを繋ぐとこのありまさまです・・・!
最新規格に対応していない
ハード面以外にも、ソフト面である通信規格は5年ほどすると、性能が良く、より速く安定した通信が行えるものが登場してきます。
新しい規格に対応したルーターは、通信速度が速くなったり、安定性が向上したりするため、古いルーターと比べて明らかな違いが出ます。
最新規格に対応していないWiFiルーターは、新しいルーターに買い替えることが必要です。
現在はWi-Fi 6(IEEE802.11ax)という規格が理論的に最速と言われています。
Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)を使用するためには
Wi-Fi 規格名 | 最大通信速度 | 周波数 | WiFi名 |
---|---|---|---|
IEEE 802.11a | 54Mbps | 5GHz | ー |
IEEE 802.11b | 11Mbps | 2.4GHz | ー |
IEEE 802.11g | 54Mbps | 2.4GHz | ー |
IEEE 802.11n | 600Mbps | 2.4GHz 5GHz | Wi-Fi 4 |
IEEE 802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz | Wi-Fi 5 |
IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz 5GHz | Wi-Fi 6 |
WiFi規格の他にも、ネット回線自体の規格もあります。
あまり詳しくは触れませんが、インターネットに接続しているパソコンやスマホなどには、「IPアドレス」と呼ばれるネット上の住所のようなものが割り振られています。
今までの「IPv4(インターネットプロトコル バージョン4)」は約43億個のIPアドレスを割り振ることができますが、近年のインターネット事情により、この数では足りなくなってきています。
そこで登場してきた、次世代の接続方式の「IPv6」です。
この方式ですと「IPv4」の約79億倍程度のIPアドレスを割り振ることができます。
アクセスの集中する時間帯でもスムースにインターネットが楽しめます。
こちらはWiFi5ですが、「IPv4 over IPv6」に対応しているので安心です。
WiFi6対応、もちろんIPoE / IPv4 over IPv6対応で完璧!
家のレイアウトや使い方に不向き
WiFiルーターは、設置場所や周囲の環境によって通信速度や安定性に影響されます。
例えば、大きな家や2~3階建ての家や、壁やしきりが多かったり、水回りの近くだったりすると通信範囲が広く、より新しいWiFiルーターが必要になってきます。
また、WiFiを利用する端末の数が多い場合は、高性能なWiFiルーターが必要になることがあります。
自分の家の環境や使い方に合わせたWiFiルーターを選ぶことが大切です。
WiFiルーターを選ぶ時に注目するポイント
セキュリティやWiFiルーターの機能など、選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。
例えば、最新の規格に対応しているか、セキュリティ機能が優れているか、デュアルバンドやMU-MIMOに対応しているかなどを確認することが重要です。
通信速度や安定性に注目
WiFiルーターは、通信速度や安定性が重要です。
通信速度が速くなれば、動画や音楽の再生がスムーズになります。
また、安定性が高ければ、接続が途切れることがなく快適にインターネットを利用することができます。
自分が必要な通信速度や安定性に合ったルーターを選ぶことが大切です。
しばらくはWiFi6にする予定が無い方にはおすすめのWiFiルーターはこちら→
WiFi規格の選び方
WiFiルーターには、規格がいくつかあります。
規格によって通信速度や通信範囲が異なるため、自分が利用する端末や設置場所に合った規格を選ぶことが大切です。
例えば、家が広い場合は、Wi-Fi5(IEEE 802.11ac)やWi-Fi6(IEEE 802.11ax)といった高速な規格が適しています。
また、2.4GHz帯と5GHz帯に対応したデュアルバンドのルーターを選ぶことで、より快適にインターネットを利用することができます。
デュアルバンドやMU-MIMOの特徴
デュアルバンドとは、2.4GHz帯と5GHz帯に対応したWiFiルーターのことを指します。
デュアルバンドのWiFiルーターを選ぶことで、この2つの帯域をうまく使い分け、快適な通信を実現することができます。
また、MU-MIMOとは、複数の端末が同時に通信できる技術のことを指します。
従来のWiFiルーターでは、一度に1台の端末しか通信できなかったため、通信速度が低下することがありました。
しかし、MU-MIMOを搭載したWiFiルーターでは、同時に複数の端末が通信できるため、通信速度が安定して高速になるというメリットがあります。
MU-MIMOに対応した端末を持っている場合には、さらに快適な通信が期待できます。
ルーターの設置方法や使い方に注意するポイント
WiFiルーターの設置方法や使い方に注意することで、より快適な通信環境を作る方法を紹介します。
ここではルーターの置き場所や設置位置、パスワードの設定、ファームウェアのアップデートなどについて解説します。
設置場所に注意
WiFiルーターの設置場所には注意が必要です。ルーターを壁に囲まれた場所に設置すると、通信範囲が狭くなってしまいます。
また、電子レンジや電子機器、水回りなどの電波が干渉する場所から遠ざけるようにしましょう。
できれば床に置くのではなく、高さ1m以上のところが理想です。
今回ご紹介しているBUFFALO の WSR-2533DHLSにはアンテナも4×4も内蔵されていますし、ビームフォーミングという機能も搭載しているので、設置場所の弱点をカバーしてくれます。
セキュリティの高い仕様のWiFiルーター
WiFiルーターのセキュリティを高めるためには、パスワードを設定することが大切です。
フリーWiFiのように、だれでも接続できるようではセキュリティは担保できません。
WPA3(Wi-Fi Protected Access 3)は、Wi-Fiネットワークで使用される最新のセキュリティプロトコルであり、WPA2の後継となります。
WPA3は、より強力な暗号化、認証、および保護機能でより高いセキュリティレベルを確立できて安心です。
ファームウェアの更新
WiFiルーターのファームウェアは、最新バージョンに更新することで、不具合の修正や新しい機能の追加が行われます。
ほとんどのWiFiルーターでは自動で行われるようになっていますが、購入時には一応確認することをおすすめいたします。
WiFiルーターを買い替えた結果とまとめ
WiFiルーターの買い替えについて、ポイントを3つご紹介しました。
古いルーターの買い替え時期や、最新規格への対応、自分の家の環境や使い方に合ったルーターを選ぶことが大切です。
また、通信速度や安定性、セキュリティ、ファームウェアの更新にも注目しましょう。
最後に、ルーターの設置場所やパスワードの設定、ファームウェアの更新など、使い方にも注意しましょう。
以上がWiFiルーターの買い替えについてのポイントです。
これらのポイントを抑えて、自分に合ったWiFiルーターを選ぶことで、快適なインターネット環境を手に入れることができます。
ぜひ、参考にしてみてください。
WiFiルーターを買い替えた驚きの結果!
WiFiルーターを買い替えた結果は驚くべき結果となりました。
買い替えたWiFiルーターのスペックが高いだけに、表示スピードは数字だけでなく体感できるレベルまで上げることができました。
古いWiFiルーターでは2.5GHzのほうが速かったのですが、WiFiルーターを買い替えた後の結果は5GHzのほうが強烈に速くなりました!
5GHz:166倍
2.5GHz:4.3倍
ちなみに我が家は、光の1ギガと契約しています。
とはいえこの結果には少し驚きました!
すでに4~5年使用していたら買い替え時期かもしれませんね!
予算がある方は、この先WiFi6以上に移行していくのは間違いありませんから、 IPv4 over IPv6の両対応のWiFiルーターを購入しておけば、今からこの先当分は心配いりません。
ご参考まで!
今回、我が家で買い替えしたWiFi5ルーター
WiFi6対応、もちろんIPoE / IPv4 over IPv6対応で完璧!