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趣味・生活

Steelcase Leapのレビュー|V2との違いは?

STEELCASE_leapのトップイメージ 趣味・生活
こだわり君
こだわり君

こんにちは「こだわりスタイル」です

@KodawariStyle

長時間座のデスクワークは、使用するチェアによっては腰や首への負担が強く掛かります。

オフィスチェアといっても数千円〜十万円以上と価格の幅が大きいので非常に迷いますね。

何度かお手頃チェアも試しましたが、壊れたり各部の調整ができないこともありお世辞にも筆者の体型に合ったチェアとはいえませんでした。

今回ご紹介するのは「Steelcase Leap」というエルゴノミクスチェアーで人間工学を活用し各部の微調整ができるので、腰痛なのど苦痛から開放されることを実感できると思います。

座ることがそれほど長くない方は、数千円のチェアの選択もありかもしれません。

ただ筆者のようにブログを書いたり、テレワークでデスクに長時間座る方は一度、人間工学に基づいたエルゴノミクスチェアーの検討をおすすめします。

エルゴノミクスチェアーといえばハーマンミラーのアーロンチェアなどが有名ですが、今回ご紹介するSteelcase 」(スチールケース)というブランドは1912年アメリカ・ミシガン州で誕生した老舗チェアブランドで世界No1なのをご存知ですか?

ちなみに筆者はデザインの仕事なのでハーマンミラーのアーロンチェアを
長年使用してきた経験がありその上でのレビューになります。

今回はこのSteelcase のLeapという名前のエルゴノミクスチェアーをご紹介します。

価格もそれなりなので、数あるシリーズのなかで現在でも根強い人気を誇るSteelcase のLeapチェアの座り心地には少々びっくりしました。

各部を微調整できるから、自分の身体にフィットさせることができるのです。

そのSteelcase」 のLeapの詳細をレビューしていこうと思います。

このカラーはペッパーブラックというカラーで一番ベーシックで人気No.1です。

公式サイトでは下記のカラーやヘッドレストの有無などが選択できるようになっています。

steelcase leapのカラーバリエーション
Steelcase Leap(リープ)の切り抜き画像斜側面
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Steelcase LeapとLeap V2の違い

現在Steelcase Leap」はamazonなどではLeap V2という商品名で売られています。

しかし筆者に届いたチェアは「Leap」となっていたので、Steelcase Japan」に問い合わせしてみました。

まずはその回答からどうぞ!

Steelcase Leap(リープ)のイメージ画像5

LeapとLeap V2の違い

現在は下記部分がLeap V2に全てバージョンアップされ、正式商品名は「Leap」として販売しています。
Leapが現在の正式な商品名でV1は現在販売されておりません、V2と書かれていなくても最新ですので心配ありません!

商品名Leap V1Leap(Leap V2)
背面デザイン
クッションの厚み
アームレストの構造
3ウェイと4ウェイのアーム調節機能
アームパッドの形状・厚み
ベース形状・デザイン
ベース構造

Steelcase Leapの特徴

この動画を見てもらえれば、特徴的な機能がわかると思います。

高級チェアに分類されるSteelcase Leapはほぼ全ての機能が付いているといっていいです。

それもかなり細かく調整できるので、それぞれ違う体型の方にフィットさせることができます。

座面の高さは、最下部で394mmになりますので、小柄な方にもマッチさせることが可能です。

Steelcase Leap(リープ)のスペック画像
Steelcase Leap(リープ)の切り抜き画像斜側面表
Steelcase Leap(リープ)の上下操作画像

このレバーで座面の高さの上下が可能です!

もちろん油圧ダンパーですので、非常にスムースに動きます。

Steelcase Leapのハイバック(背もたれ)

この部分がデザイン的に見ても一番特徴的な部分であり、かつ機能的な部分でもあります。

腰部のランバーサポートが腰痛持ちの方にもフィットします。

LeapのLiveBack®テクノロジーと言い身体の動きに合わせて形状が変わる事で、背骨全体を自然で健康的なS字型になるようサポートするようになっています。

Steelcase Leap(リープ)のランバーサポート画像2
見た目も背骨のようで、目を引くデザインです。

この部分は目を引くデザインだけではなく機能も詰め込まれています。

Steelcase Leap(リープ)のランバーサポート画像
Steelcase Leap(リープ)のランバーサポートの調整画像

この腰部についたランバーサポートは背もたれのサポートの付加機能。

両サイドのつまみを掴み、上下にスライドさせることで背中のS字湾曲にあわせた快適なポジションを確保できます。

スライドさせるとその部分が盛り上がる感じでしょうか!

Steelcase Leap(リープ)の腰下部調整画像

このダイヤルは背もたれ下部強度調節用のダイヤルで、前方に回すと背もたれが前に迫り出してきて強度が強くなり、後方に回すと強度を弱めることができます。

この機能とランバーサポートとで、調整する幅が非常に広くできています。

Steelcase Leap(リープ)の腰下部調整画像2

座りながらちょうど良い位置に調整可能です。

細かなノッチなので微調整ができます。

Steelcase Leap(リープ)の下部画像
Steelcase Leapの各部微調整をするための心臓部です、

Steelcase Leapの肘掛け(アームレスト)

高さが調整できるアームレストはたくさんありますが、これほど微調整と調整幅があるるアームレストは初めてです。

アーロンチェアもここまでは微調整できません。

Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像6
高さはボタンを押しながら引き上げます。
Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像8
Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像5
Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像4
Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像3
Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像2

高さ、回転、水平移動、前後移動など自由自在です。

Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像10

この自由度の高さでマウス、キーボートと水平にセッティングでき非常に快適です。

アームレス本体は弾力性がありソフトなあたりで疲れません。

Steelcase Leap(リープ)の肘掛け画像1

Steelcase Leapのリクライニング

通常のチェアならリクライニング機構がついているチェアが多いのですが、このSteelcase Leapのリクライニングはさらに驚きの機構が付加されているのです。

筆者はこの機構が一番気持ちよく
快適な機構だなと思いました!

Steelcase Leap(リープ)のリクライニング画像2

通常のチェアでは、座面は固定式で背もたれだけが倒れる仕組みですが、なんと背もたれをリクライニングさせると、座面も背もたれにあわせて前後に動きます。

Steelcase Leap(リープ)のリクライニング強度調整画像

しかもリクライニングの強度調整もこのダイヤルで可能です。

どのくらいの荷重で背もたれが倒れるかの強度調整になります。

リクライニング強度調整の後ろには、リクライニングさせる角度調整のレバーもついています。

ちょっと一休みの時は、一番倒れる角度でどうぞ!

Steelcase Leap(リープ)のリクライニング画像2
Steelcase Leap(リープ)の座面前後調整画像1
スライドさせてない図
Steelcase Leap(リープ)の座面前後調整画像2
一番前までスライドした図
Steelcase Leap(リープ)の座面スライドレバー画像

リクライニング時は自動で座面が前後に動きますが、通常のポジションでも座面を前後に動かすことができます。

左のレバーで操作できます。

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コンパクトでカラー豊富な「Series1」もおすすめです

Steelcase Leapのクッション部

最近のエルゴノミクスチェアーは、アーロンチェアにはじまり座面や背もたれがナイロンメッシュのものが多い中、このSteelcase Leapはファブリックのクッションです。

レビュー時期はまだ夏前ですので、クッション仕様は蒸れることもありません。

夏時期に蒸れる可能性もあるので、また時期を見て追記したいと思います

ファブリック素材とメッシュ素材の特徴比較

ファブリック素材メッシュ素材
通気性
クッション性
クリーニング性
お尻の落ち着き△(滑る)
耐久性

どちらかというとメッシュ素材は素材を強く張ることでの反発で、座面の硬さが決まるのでクッションというよりは反発感が強く、履いているパンツの素材が同じナイロン系だと非常に滑るという難点があります。

その点、ファブリック素材は素材そのものが座り心地を決める感じです。

ただ汚れたときの洗浄には手間がかかるかもしれません。

Steelcase Leap(リープ)のファブリック画像
Steelcase Leap(リープ)の座面画像3

フラットな座面ではなく、お尻を包み込むように湾曲しています。

Steelcase Leap(リープ)の座面画像

クッションは想像していたよりかなり硬めな印象です。

指で押すとこれだけ変化する硬さですが、面で捉えたときの感覚は結構固めです。

ただ、腰痛防止に硬いマットレスを使うのと同じ原理なのか、不思議とお尻が痛くなりません。

キャスター・脚部分

筆者のSteelcase Leapのキャスターは、ソフトキャスターのナイロン製です。

カーペットの上でもスムースに動きます。

お好みに応じて他にオプションでハードキャスターも用意されています。(公式サイトのみ)

Steelcase Leap(リープ)の脚及びキャスター画像

脚部はナイロン+ガラス入りで強度抜群で軽量です。

適度な柔軟性があることで快適性にもつながります。

Steelcase Leapの到着時の注意点

Steelcaseの商品はLeapに限らず完成品で届きます。

組み立て済みで到着するので、組み立ては必要ありませんし、完成後テストに合格したものが送られてきますので、組み立てによる個体差はほとんど無いというのが素晴らしいです。

大抵の高級チェアというのはそういうものなのです。

その関係でダンボールが以上に大きいです。

Steelcase Leap(リープ)の到着画像1
ちなみにこの廊下で左右89cmほどですのでご参考まで

廊下の左右幅にギリギリですので、場合によっては外で開梱してチェアだけにして中に入れることも考えておかないといけません。

Steelcase Leap(リープ)の到着画像3
中に折り込む形の持ち手
Steelcase Leap(リープ)の到着画像2
部屋に置いてもこの大きさ!

正直大きいので、1人で動かすのは結構な重労働を覚悟しておきましょう。

廊下を引きずるなら、敷物がないと結構なキズがつくかもしれません。

写真のような簡易的な持ち手を作れるようになっているので、前後2人で持ち上げての移動が望ましいと思います。

Steelcase Leapを1ヶ月使用してみて

Steelcase Leapを使い始めて1ヶ月が経過しました。

座り心地、リクライニング、ランバーサポートなど申し分なく非常に快適なチェアです。

とにかく全ての調整箇所が微調整できるので、体型の違う方でも疲れない形にフィットさせられることが一番のメリットでしょう。

筆者はヘッドレスト無しですが、ヘッドレスト付きもオプションで選択可能です。

アームレストもかなり低くなるので、デスクの下に入ってしまいチェアがコンパクトにしまえます。

何度も言いますが、リクライニング時に座面が追従して
前にスライドする機構は本当に快適な機構ですよ!

Steelcase Leap(リープ)のイメージ画像4

このクラスのチェアになると、悪いところを探すのが難しい商品になってきますが、気になる点は季節によってメッシュタイプとファブリックタイプで蒸れに対する差がどれだけ出るのかは気になるところです。

背骨のS字カーブに調整で合わせることができる点もなかなかの優れものです。

腰痛持ちの方はお試しの価値ありだと思います。

Steelcase Leap12年間保証付きなので、それを考えれば長く使用できるので少し高価ですがおすすめなチェアかと思います。

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