
こんにちは「こだわりスタイル」です
「ロットリング」といえば、クリエイティブ系の仕事をしている方なら知らない人はいないほど有名な、ドイツのハンブルグにある筆記用具(製図用ペン)のメーカーです。
現在は製図用ペンだけにとどまらず、ボールペンやシャープペンシルのような一般的な筆記用具もラインナップしています。
私もデザイン業を15年以上も続けている関係で、ずいぶんとお世話になっています。
最近の作業はほとんどMac(PC)になってしまいましたが、今でもラフスケッチなどデザインに入る前は必ず手書きで方向性を決めていきます。
オール金属製でペン自体の重量もあり、デザイン、握りやすさ、書きやすさは抜群です。
しかし、書き味は外国ブランドを超えたと言われる「ジェットストリーム」というボールペンが三菱から販売されています。
デザインは「ロットリング600」の方ががダントツですが、書き味は「ジェットストリーム」一択ですね!
さすが日本製です。
今日はこの「ロットリング600」に、同じ規格の
「ジェットストリーム」の替芯を入れて書き味をレビューしてみようと思います。

ロットリング600のボールペンについて
このロットリング600にはシャープペンシルもあるのですが、ボールペンのラインナップあります。
今回は使用頻度の高いボールペンをご紹介します。

いまだに精密な工業製品はデザイン性も非常に高いドイツ製が多く存在しています。
それにはバウハウス(Bauhaus)があまりにも有名なこともあります。
バウハウス(Bauhaus)
無駄な装飾などを一切せず、合理性を追求するモダニズムの発端となる1900年初頭にできたデザイン学校である。現代のモダンといわれるさまざまなデザインや工業製品は、今も幅広い分野のクリエイターやもの作りに携わる方に多大なる影響を与えています。
いわゆるSimple is bestはここから来ています
このロットリング600もドイツ製で、無駄な部分をそぎ落とした合理的なデザインで、まさしくSimple is bestといえるデザインです。


本体は金属製で、持つとズッシリと重さを感じます。
この重さは書いているときの安定性を生んでくれます。
色々な意味で、所持欲もみたしてくれるのがこのロットリング社の製品なのです。
細部、パッケージ



このロットリング600よりさらに上のロットリング800というのもラインナップされていますが、ほとんど差がないのでロットリング600のほうがコスパは高いですね。

下の写真のように先が収納できる機構がプラスされています。
ロットリング600や800はもともと製図用のシャープペンシルなので、ペン先の細いシャープペンシルには必要かもしれませんが、ボールペンには必要ないと思います。
ゴールドメッキというのもありますが・・・。


ボディーはオール金属製で、指先部分にはローレット加工が施され、滑り止めになっています。
替芯は日本の技術力にはかなわない
このロットリング600も非常に書きやすいボールペンで、滑らかで100円のボールペンとはレベルが違います。
しかし日本には「三菱鉛筆」からJET STREAM(ジェットストリーム)という非常に優れたボールペンが発売されています。
使用されたことの無い方は、この違いに結構驚かされると思いますよ。
インクから改良されているので、これを一度使用してしまうとボールペンの使用頻度の高い方は他のブランドに戻れないといいます。
私もその一人なわけですが、信じられない方は一度文具店でサンプルで試し書きをしてくるといいと思います。
書き味は最高なのですが、本体のデザインが百均で買えそうな感じもものばかりで残念!
なので私はロットリング600の替芯をジェットストリームに交換しています。
というわけで次項からはロットリング600の替芯を「三菱鉛筆」のジェットストリームのものに交換する詳細をお伝えします。

ジェットストリームのSXR-600
少しお値段の張るボールペンは、インクカートリッジ(替芯)が金属のボディーで交換できるようになっています。
廉価版はプラの筒にインクが入っていて残量確認ができますが、この金属ボディーの替芯は残量確認はできません。
ただ、太いので容量がかなり入るので、必然的に交換スパンは長くなります。


ジェットストリームにはペン先の太さも選択できるようになっています。
0.28mm、0.38mm、0.5mm、0.7mm、1.0mm
ロットリング600の替芯は国際規格に対応
国際規格 ISO12757-2の「G2」という規格なので、この規格に準拠していれば別のメーカーの替芯を使うことが可能になります。
ジェットストリームのSXR-600シリーズは、このISO12757-2 G2規格 に準拠にしているので、
もちろんロットリング600も交換ができます。
フィッティングも問題なくペン先がグラつくこともありません。


ローレット加工してあるところを回すことで簡単に交換できます。


ロットリング600は芯先が1mm
ロットリング600は芯先が1mmです。
個人的にはちょっと太いかな〜という感じです。

1mmでも十分に滑らかではありますが、インクの粘土は従来のタイプで粘度が高めです。
経験があると思いますが、ボールペンで書いた後に擦ると乾いていないインクが延びて用紙を汚す時がよくあります。

書いた直後に指で触ると、ロットリングは上の写真のようにインクが延びてしまいますが、ジェットストリームはほとんど延びません。
これはインクの粘度が低く速乾性のインクを使用しているためなんです。
この辺は、日本の技術の素晴らしいとこでありますね。
ジェットストリームは0.5mm
最近のボールペンはペン先のベアリングがスムースに回転してくれるため、多少の凸凹な物の上でも全く影響なくボールペンで書くことができます。
筆者の使用しているのは大型のデスクマットですが、型押しで凸凹していますが書き味は抵抗なくスラスラ書くことができます。
ロットリング600純正は1mmで少し太いので、半分の0.5mmに交換することにしました。

写真が下手で申し訳ないのですが、上がロットリング600純正の1mm、下がJET STREAMの0.5mm。
細さは半分で、理想的な太さにすることができました。
より滑らかさを希望する場合は、0.7~1.0mmをおすすめします。
細くすればするほど筆圧によっては滑らかさが薄らぐ感じがします。
ただ、あくまでもJET STREAMでの話なので、細くても通常のボールペンとは比較にならないくらいスムースなのでどのサイズを選んでも心配はご無用です。
ロットリング600の替芯をジェットストリームに交換したまとめ


デザインや持ち味はダントツでロットリング600です。
書き味だけはジェットストリームには勝てませんね。
これは個人的な感想というより、違いが雲泥の差過ぎて総合的な意見になると思います。
なぜか、日本のインダスリアルデザインは良くならない傾向にあります。
海外のすぐれたデザインの「Apple」などはアッっという間に広がりましたよね。
以前は「iPhone」のシェアは国内で70%近い時期もあったくらいですから。
日本では「Amadana」や「BALMUDA」などコアなブランドは話題になりブランディングに成功していて応援したくなります。(バルミューダフォンはマズかったですけど・・・^^)
今回ご紹介したロットリング600は替芯を変えて使用すれば、ほぼ永久に使用できますから初期投資が多少高くても十分に元が取れると思いますよ。
クリエイターさんや、こだわり屋さんには絶対おすすめの1本ですよ!

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