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EarFun Air Pro 2 レビュー|ノイズキャンセリング付きフル装備のワイヤレスイヤホン

earfun-Air-pro2のトップイメージ ガジェット
こだわり君
こだわり君

こんにちは「こだわりスタイル」です

@KodawariStyle

EarFunのワイヤレスイヤホンは非常にコストパフォーマンスの優れた商品で、私自身もEarFun Air Pro 2を愛用しております。

そのワイヤレスイヤホンの上位機種のAir Pro 2をEarFun様よりご提供いただきましたのでレビューさせていただきます。

このワイヤレスイヤホン、EarFun Air Pro2にはノイズキャンセリング(ANC)技術が搭載され、快適さに一役買っています。

ノイズキャンセリングはより快適に音楽を聴くために、外部のノイズをカットしてくれる機能なのですが、コストの関係で高位機種じゃないと装備されていないのが実情です。

しかしEarFun Air Pro 2にはこの価格帯でありながら装備されているのには驚きます。

新しい世代のワイヤレスイヤホンは、ノイズキャンセリング機能に加えて、左右同時伝送技術を搭載している機種が増えてきているので、音切れの少ない安定した通信を可能にしてくれます。

これからワイヤレスイヤホンのご購入を考えていらっしゃる方は、ノイズキャンセリング左右同時伝送技術を搭載しているワイヤレスイヤホンを購入されることを、私は強くオススメします。

今回はEarFunのノイズキャンセリング左右同時伝送技術Airoha社のMCSync)の両方の技術を搭載したワイヤレスイヤホンで他の機能もフル装備のEarFun Air Pro 2をご紹介いたします。

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ノイズキャンセリング付きEarFun Air Pro 2のパッケージ、本体

同じ形状のEarFun Airと比べるとAir Pro 2はパッケージもかなりコンパクトになりました。

こだわり君
こだわり君

箱、小さっ!

2周りほどは小さくなっているような印象を受けます。

ガッチリとした厚紙は変わらずで質感共に非常に良い作りです。

earfun-Air-pro2のパッケージ6
earfun-Air-pro2のパッケージ5
earfun-Air-pro2のパッケージ1
EarFun Air Pro 2の付属品

・充電ケース
・ワイヤレスイヤホン本体
・イヤーピース(6セット)
・USB TYPE-C 充電ケーブル
・取扱説明書

earfun-Air-pro2の取扱説明書2
earfun-Air-pro2の取扱説明書1
earfun-Air-pro2のパッケージ2
earfun-Air-pro2のパッケージ7

フタを外すと充電ケースにはキズ防止のカバーが装着されており安心できます。

スペックを見てもわかるように、この価格帯でノイズキャンセリング、ワイヤレス充電も付いてフル装備です。

EarFun Air Pro 2のスペック

Bluetoothバージョン5.2
BluetoothプロファイルA2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP
対応オーディオコーデックSBC,AAC
伝送方式Airoha社  MCSync(左右同時伝送)
電源供給方式USB-TYPE C、ワイヤレス充電対応
防水IPX5対応
ノイズキャンセリングアクティブノイズキャンセリング(ANC)
QuietSmart™ 2.0 最大-40dBまで騒音低減
重量約53g
充電時間10分の急速充電充電で約2時間の音楽再生
2時間(USB-Type-C)
3.5時間(ワイヤレス充電[ MagSafe充電器と互換性がありません。] )
電池持続時間ANCオフ – 最大7時間、充電ケースを使用すれば最大34時間。
ANCオン – 最大6時間、充電ケースを使用すれば最大27時間。
※コーデックや音量、オーディオ内容により短くなる場合があります。
サイズ(L×W×H)65mm x 52mm x 31.8mm
この装備は同価格帯のワイヤレスイヤホンの中ではノイズキャンセリング付きで最強
earfun-Air-pro2の本体の絶縁シール2
本体表側にEarFunのロゴが入ります。
earfun-Air-pro2の本体の絶縁シール

EarFun Air Pro 2は丁寧にケースの電源接点と輸送中に電源が流れないように絶縁シールが貼られていますので、
ご使用前には必ず剥がしてくださいね!

上の写真で、収納されたイヤホンと充電ケースがスペース的にミニマムなことがお分かりいただけると思います。

EarFun Air Pro 2はシリーズの中で一番小さいかもしれません。

ケースはマットブラックで、フタ部分には最大に広げる前に、軽いノッチがありロックされ、最大に開ければフタは固定されるので勝手に閉まることもありません。

ポケットやバッグに入れて持ち運ぶのに邪魔になる大きさではありません。

というか、写真でもわかりますがAir Pro 2はノイズキャンセリングなどフル装備なのに手のひらより小さいです!

earfun-Air-pro2の充電ケースの大きさ
earfun-Air-pro2の充電ケースの大きさ2
earfun-Air-pro2の充電ケース表面サイズ表記
earfun-Air-pro2の充電ケース裏面
earfun-Air-pro2の本体を取り出すところ

収納時も充電ケースにマグネットで吸い寄せられ、小気味よく「パチン」と収納されます。

earfun-Air-pro2の本体1

Air Pro 2の形状はEarFun Airの後継機種だけに非常によく似ていますね。

EarFun Air同様に表側がピアノブラックで側面はケースと同じマットブラックです。

EarFun Air Pro 2の充電ケースは横収納になったので似てますが、電源の接点やらマイクなどで、よく見ると違いますね!

earfun-Airの本体6

こちらが前モデルのEarFun Airですが、パッと見Air Pro 2と同じに見えます。

earfun-Air-pro2の本体を取り出したところ
earfun-Air-pro2の本体2
ノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンとしてはかなり小型のAir Pro 2!
earfun-Air-pro2の本体4
EarFun Air Pro 2は「うどん部」の内側に電源の接点があります。
earfun-Air-pro2の付属イヤーチップ

イヤーピースこれだけ付いててありがたいけど、違いが微妙すぎてよくわからない・・・。

硬さなのか、高さなのか、直径なのか?・・・

EarFun Air Pro 2の耳の中に入れる部分はコンパクトですので、耳の小さいこのモデルさんでも綺麗に収まりますよ!

earfun-Air-pro2の本体の装着例

重量も参考までに計ってみました。

ノイズキャンセリング付きだとFree Proもありますが、Air Pro 2ノイズキャンセリングが-40dbなのでかなり優勢です。

earfun-Air-pro2の本体の重量
earfun-Air-pro2の充電ケースと本体の重量1

あまり重たいと感じるワイヤレスイヤホンを所持していたことはありませんが、片側5.5gですからかなり軽量だと思います。

ワイヤレスイヤホンはペアリングが簡単なことも重要です

使用するにあたり、ご自分のスマホとBluetooth接続するわけですが、方法は至って簡単!

準備として、まずはAir Pro 2本体と充電ケースをフル充電してからがペアリングしましょう。

充電が完了したら下記を行います。

EarFun Air Pro 2のフタを開けると自動的に電源がONになりペアリングを開始しますので、スマホのBluetooth接続をONにしてください。

earfun-Air-pro2のペアリング

するとスマホのBluetooth接続画面に写真のように「EarFun Air Pro 2」と表示されますので、タップしたら完了です!(写真はAndoroidですが、iPhoneも同じです)

これでペアリングは完了していますので、次回からはEarFun Air Pro 2のフタを開けると自動的にスタンバイ状態になります。

毎回のペアリング速度は非常に早く、充電ケースからワイヤレスイヤホンを取り出し、耳に装着する時点ではすでにペアリング終了しているので、すでにノイズキャンセリングが効いている状態です。

EarFun Air Pro 2はタッチでこれだけの操作が可能

Air Pro 2の操作系は全てタッチ式です。

最近のワイヤレスイヤホンはタッチ式が増えてきましたが、物理ボタンも間違えや誤動作が少ないので、好みが別れるところだと思います。

ポイント1

今までのタッチ式だと、しっかりタッチできたか、できなかったかはイヤホン側からのリアクションで判断するしか無かったのですが、EarFun Air Pro 2はタッチできると、全ての動作に対して「ポン」という音がしますので、非常にわかりやすくて◎!

EarFun Air Pro 2のタップの仕様

LEFT
(左)
RIGHT
(右)
再生・一時停止2回タップ2回タップ
曲送り3回タップ
曲戻し3回タップ
音量を上げる1回タップ
音量を下げる1回タップ
電話を受ける・切る2回タップ2回タップ
着信拒否2秒触れたまま2秒触れたまま
2つの通話を切り替える3回タップ3回タップ
音声アシストのON・OFF2秒触れたまま
ノイズキャンセリング2秒触れたまま

必要な操作は全てタッチでできます、前モデルの「EarFun Air」は曲戻しができなかったのですが、EarFun Air Pro 2には追加されているのも嬉しいですね!

ポイント2

ノイズキャンセリング使用時の切り替えアクションは、2秒触れたままにするごとにボイスアナウンスがあります。 ※アンビエンスサウンドは外音取り込みモードです

2秒間触れたまま:ノイズキャンセリング♪
さらに2秒間触れたまま:アンビエンスサウンド♪
さらに2秒間触れたまま:ノーマル♪

EarFun Air Pro 2はノイズキャンセリング付きでフル装備

この価格帯でEarFun Air Pro 2はフル装備です。

earfun-Air-pro2の給電方式

充電はもちろんUSB TYPE-Cですので便利です!

earfun-Air-pro2の充電ケースとケーブル接続
earfun-Air-pro2の充電ケースの充電中ランプ

充電中は写真のLEDの赤ランプが点灯し、充電完了で緑ランプが点灯します。

ワイヤレス充電

フル装備ですから、もちろんワイヤレス充電にも対応しています!
これは一度使うとやめられませんよ!
便利すぎ。

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ノイズキャンセリングの-40dbはワイヤレスイヤホンでトップクラス

「ノイズキャンセリング」と少し略して呼ぶことが多いのですが、正確にはアクティブノイズキャンセリングの頭文字を取り「ANC」と呼んでいます。

仕組みは、イヤホンに内蔵されているマイクから周囲の雑音や騒音を集め、その集めた音の反対の音をイヤホン内に発生させ打ち消すことでノイズを最大-40db低減してくれるのです。

ノイズキャンセリングのイメージ
ノイズキャンセリングの集音マイク

通常は周囲の雑音は1つのマイクで収音されますが、EarFun Air Pro 2は、「フィードフォワードマイク」、「フィードバックマイク」の二つで収音するハイブリッド方式を採用しています。

結果、最大で-40dbの品質の高いノイズキャンセリングに成功しています!

ノイズキャンセリングのレベルは数あるワイヤレスイヤホンと比べてもトップクラスです。

EarFun Air Pro 2のノイズキャンセリングを有効にすると、電車の中でノイズの低減具合は凄いです。

車内アナウンスもわずかに聞こえるほどとなりますので、乗り越しに注意しないといけないレベルです。

風の状況にもよるかもしれませんが、テスト時には風切り音はほぼ消え、無音レベルでした!

アンビエンスサウンド(外音取り込みモード)にすると、外音をマイクで拾いますので電気的な音になってしまうワイヤレスイヤホンが多い中、このEarFun Air Pro 2は至ってはナチュラルに取り込んで来れます。(イヤホンをしていないかのような状態です)

ノイズキャンセリングアンビエンスサウンドノーマルと3つの切替はハッキリと違いが分かります。

こだわり君
こだわり君

正直、EarFun Air Pro 2のノイズキャンセリング-40dbには驚いた!
EarFun Free Proの-28dbと比べると全然違う!

こんなに違うの?

ノイズキャンセリングで-40dbは驚異的で、「こんなにノイズが消されるの」という感覚になります。

使用中、ノーマルモードと比べると違いが雲泥の差です!是非試してみてください。

ワイヤレスイヤホンのご購入を検討されている方は、ノイズキャンセリング付きの購入を強くお勧めします。

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左右同時伝送技術はワイヤレスイヤホンには重要

冒頭でも簡単に説明いたしましたが、今までのワイヤレスイヤホンは左下図のようにデバイスからまず親機のイヤホンにBluetooth接続し、その親機から子機へ伝送していました。

しかし人間の頭は水分が多く非常に電波を通しにくい性質があったり、人混みや電波が多い環境では干渉を受けることが非常に多く、音切れや接続が不安定になることは、ある程度しょうがないことと割り切っているところがありました。

mcsyncの説明図

しかし現在はAiroha社のMCSyncと、Qualcomm社のTrueWireless Mirroringというデバイスの機種依存のない2つの伝送技術により、激的な進化を遂げています。

EarFun Air Pro 2は、Airoha社のMCSyncという左右同時伝送技術を取り入れることで、上図の様にデバイスから左右各々へ同時に伝送するため、映画やゲーム、スポーツ実況、動画視聴などで超低遅延にしてくれます。

なんと言っても安定接続が可能になりますので、私の場合、「音切れ」がほとんど起こらなくなったのが大きいです

また、今までのワイヤレスイヤホンは親機が受信して子機に送信するわけですので、どうしても親機のバッテリーが早く無くなるというデメリットもありました。

MCSyncは左右同時に伝送することで、ワイヤレスイヤホンのバッテリーも均等に消費するようになりますから片側のみ使えないということも無くなります。

もちろんBluetooth5.2の恩恵も忘れてはいけません!

実際に「音切れ」の発生度合いをテストしてみました

Airoha社のMCSyncとQualcomm社のTrueWireless Mirroringを同じ状況で何度もテストしてみましたが、何度テストしてもAiroha社のMCSyncは音切れがありませんでした。
Qualcomm社のTrueWireless Mirroringも他機種の左右同時伝送技術非搭載の商品と比べれば、激減はしましたが、やはり一定数は音切れを起こしましたので、私的にはAiroha社のMCSync装備のワイヤレスイヤホンがおすすめです!

場所:JR新宿駅(尋常ではない人口密度です)
時間:朝の通勤ラッシュ時のホーム

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ワイヤレスイヤホンのレビュー記事

下のリンクにもありますように様々なワイヤレスイヤホンを使用してきまして、その度、レビュー記事を書いてますので是非ご参考にしてみてください。

EarFunのワイヤレスイヤホンが多いのは、コスパや性能の裏付けですね。

EarFun Freeのレビュー

EarFun Airは今回のベースとなったモデルになります

軽さと驚きの価格で新発売!音質は上位機種レベル

その他のワイヤレスイヤホンのレビュー

SOUNDPEATS Sonic
SONY WF-XB700
JPRiDE
maxell MXH-BTW1000

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良いと感じたところ、改善して欲しいと感じたところ

earfun-Air-pro2のイメージバナー

ご提供いただいたからというわけではなくEarFunワイヤレスイヤホンは、本当にコストパフォーマンスが高いです。

EarFun製品の多くはAiroha社のMCSyncを採用しているのも、私の評価が高いポイントでもあります。

私も、音楽観賞は大好きですし「聞こえていればそれほど気にしない」というタイプではありませんが、正直なところ音質は非常に良いと思います。

EarFun Air Pro 2はドンシャリ系という意見もあるようですが、中音域もキレイに出ているので非常にバランスが良いというのが正しいと思います。

若干低音が強いかもしれませんが、高音がクリアに聞こえないとか、こもったような感じは全くなく、低音〜高音までバランス良く、とても1万円以下の音質ではないですよ!

良いと感じたところ

・ノイズキャンセリング(ANC)の-40dbは伊達ではない。(外音の減少度合いに驚く!)
・この価格でフル装備。コストパフォーマンスが高い。
・左右同時伝送技術、Airoha社のMCSyncを採用している。
・タッチ式が改善された!音量アップ、ダウンの長押しがタップに変わったので1段階の上げ下げが確実にできる(長押しは、上げすぎたり、下げすぎたりが頻繁にあった)。
・EarFan Airでは無かった曲戻しも追加されている。
・ワイヤレス充電は非常にありがたい。

改善して欲しいと感じたところ

・充電ケースの質感を上げて欲しい。本体のようにフタだけピアノブラックとか!
・イヤーピースの違いが微妙すぎる。(ウレタンと低反発の2種類とかがいいと思います)
・ノイズキャンセリング切替時のボイスアナウンスが音量に合わせて大きいくならないので、大きな音で聴いていると聞こえない。
・ノイズキャンセルでの無音時は、ホワイトノイズが微妙にある。
・コーデックに「aptX」があればいうこと無し。

結構、良いことばかりなレビューの感じがするかもしれませんが、提供品だからというわけではありません。

ワイヤレスイヤホンはEarFun製がこれで4台目で本当によくできているんです。

ご提供頂いたのは、このEarFun Air Pro 2だけですので、いかに気に入っていてコストパフォーマンスが優れているワイヤレスイヤホンなのかがお分かりいただけると思います。

ノイズキャンセリングの-40dbの効果は特筆すべきところですよ!

1万円オーバーの国産ブランドのワイヤレスイヤホンも使用しましたが、最後はこのEarFunブランドに落ち着き現在の定番として愛用しています。

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