こんにちは「こだわりスタイル」です
EarFunのワイヤレスイヤホンは非常にコストパフォーマンスの優れた商品で、私自身もEarFun Air Pro 2を愛用しております。
そのワイヤレスイヤホンの上位機種のAir Pro 2をEarFun様よりご提供いただきましたのでレビューさせていただきます。
このワイヤレスイヤホン、EarFun Air Pro2にはノイズキャンセリング(ANC)技術が搭載され、快適さに一役買っています。
ノイズキャンセリングはより快適に音楽を聴くために、外部のノイズをカットしてくれる機能なのですが、コストの関係で高位機種じゃないと装備されていないのが実情です。
しかしEarFun Air Pro 2にはこの価格帯でありながら装備されているのには驚きます。
新しい世代のワイヤレスイヤホンは、ノイズキャンセリング機能に加えて、左右同時伝送技術を搭載している機種が増えてきているので、音切れの少ない安定した通信を可能にしてくれます。
これからワイヤレスイヤホンのご購入を考えていらっしゃる方は、ノイズキャンセリングと左右同時伝送技術を搭載しているワイヤレスイヤホンを購入されることを、私は強くオススメします。
今回はEarFunのノイズキャンセリングと左右同時伝送技術(Airoha社のMCSync)の両方の技術を搭載したワイヤレスイヤホンで他の機能もフル装備のEarFun Air Pro 2をご紹介いたします。
ノイズキャンセリング付きEarFun Air Pro 2のパッケージ、本体
同じ形状のEarFun Airと比べるとAir Pro 2はパッケージもかなりコンパクトになりました。
箱、小さっ!
2周りほどは小さくなっているような印象を受けます。
ガッチリとした厚紙は変わらずで質感共に非常に良い作りです。
フタを外すと充電ケースにはキズ防止のカバーが装着されており安心できます。
スペックを見てもわかるように、この価格帯でノイズキャンセリング、ワイヤレス充電も付いてフル装備です。
EarFun Air Pro 2のスペック
Bluetoothバージョン | 5.2 |
Bluetoothプロファイル | A2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP |
対応オーディオコーデック | SBC,AAC |
伝送方式 | Airoha社 MCSync(左右同時伝送) |
電源供給方式 | USB-TYPE C、ワイヤレス充電対応 |
防水 | IPX5対応 |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング(ANC) QuietSmart™ 2.0 最大-40dBまで騒音低減 |
重量 | 約53g |
充電時間 | 10分の急速充電充電で約2時間の音楽再生 2時間(USB-Type-C) 3.5時間(ワイヤレス充電[ MagSafe充電器と互換性がありません。] ) |
電池持続時間 | ANCオフ – 最大7時間、充電ケースを使用すれば最大34時間。 ANCオン – 最大6時間、充電ケースを使用すれば最大27時間。 ※コーデックや音量、オーディオ内容により短くなる場合があります。 |
サイズ(L×W×H) | 65mm x 52mm x 31.8mm |
EarFun Air Pro 2は丁寧にケースの電源接点と輸送中に電源が流れないように絶縁シールが貼られていますので、
ご使用前には必ず剥がしてくださいね!
上の写真で、収納されたイヤホンと充電ケースがスペース的にミニマムなことがお分かりいただけると思います。
EarFun Air Pro 2はシリーズの中で一番小さいかもしれません。
ケースはマットブラックで、フタ部分には最大に広げる前に、軽いノッチがありロックされ、最大に開ければフタは固定されるので勝手に閉まることもありません。
ポケットやバッグに入れて持ち運ぶのに邪魔になる大きさではありません。
というか、写真でもわかりますがAir Pro 2はノイズキャンセリングなどフル装備なのに手のひらより小さいです!
収納時も充電ケースにマグネットで吸い寄せられ、小気味よく「パチン」と収納されます。
Air Pro 2の形状はEarFun Airの後継機種だけに非常によく似ていますね。
EarFun Air同様に表側がピアノブラックで側面はケースと同じマットブラックです。
EarFun Air Pro 2の充電ケースは横収納になったので似てますが、電源の接点やらマイクなどで、よく見ると違いますね!
こちらが前モデルのEarFun Airですが、パッと見Air Pro 2と同じに見えます。
イヤーピースこれだけ付いててありがたいけど、違いが微妙すぎてよくわからない・・・。
硬さなのか、高さなのか、直径なのか?・・・
EarFun Air Pro 2の耳の中に入れる部分はコンパクトですので、耳の小さいこのモデルさんでも綺麗に収まりますよ!
重量も参考までに計ってみました。
ノイズキャンセリング付きだとFree Proもありますが、Air Pro 2はノイズキャンセリングが-40dbなのでかなり優勢です。
あまり重たいと感じるワイヤレスイヤホンを所持していたことはありませんが、片側5.5gですからかなり軽量だと思います。
ワイヤレスイヤホンはペアリングが簡単なことも重要です
使用するにあたり、ご自分のスマホとBluetooth接続するわけですが、方法は至って簡単!
準備として、まずはAir Pro 2本体と充電ケースをフル充電してからがペアリングしましょう。
充電が完了したら下記を行います。
① EarFun Air Pro 2のフタを開けると自動的に電源がONになりペアリングを開始しますので、スマホのBluetooth接続をONにしてください。
② するとスマホのBluetooth接続画面に写真のように「EarFun Air Pro 2」と表示されますので、タップしたら完了です!(写真はAndoroidですが、iPhoneも同じです)
これでペアリングは完了していますので、次回からはEarFun Air Pro 2のフタを開けると自動的にスタンバイ状態になります。
毎回のペアリング速度は非常に早く、充電ケースからワイヤレスイヤホンを取り出し、耳に装着する時点ではすでにペアリング終了しているので、すでにノイズキャンセリングが効いている状態です。
EarFun Air Pro 2はタッチでこれだけの操作が可能
Air Pro 2の操作系は全てタッチ式です。
最近のワイヤレスイヤホンはタッチ式が増えてきましたが、物理ボタンも間違えや誤動作が少ないので、好みが別れるところだと思います。
EarFun Air Pro 2のタップの仕様
LEFT (左) | RIGHT (右) | |
再生・一時停止 | 2回タップ | 2回タップ |
曲送り | 3回タップ | |
曲戻し | 3回タップ | |
音量を上げる | 1回タップ | |
音量を下げる | 1回タップ | |
電話を受ける・切る | 2回タップ | 2回タップ |
着信拒否 | 2秒触れたまま | 2秒触れたまま |
2つの通話を切り替える | 3回タップ | 3回タップ |
音声アシストのON・OFF | 2秒触れたまま | |
ノイズキャンセリング | 2秒触れたまま |
必要な操作は全てタッチでできます、前モデルの「EarFun Air」は曲戻しができなかったのですが、EarFun Air Pro 2には追加されているのも嬉しいですね!
EarFun Air Pro 2はノイズキャンセリング付きでフル装備
この価格帯でEarFun Air Pro 2はフル装備です。
充電はもちろんUSB TYPE-Cですので便利です!
充電中は写真のLEDの赤ランプが点灯し、充電完了で緑ランプが点灯します。
フル装備ですから、もちろんワイヤレス充電にも対応しています!
これは一度使うとやめられませんよ!
便利すぎ。
ノイズキャンセリングの-40dbはワイヤレスイヤホンでトップクラス
「ノイズキャンセリング」と少し略して呼ぶことが多いのですが、正確にはアクティブノイズキャンセリングの頭文字を取り「ANC」と呼んでいます。
仕組みは、イヤホンに内蔵されているマイクから周囲の雑音や騒音を集め、その集めた音の反対の音をイヤホン内に発生させ打ち消すことでノイズを最大-40db低減してくれるのです。
通常は周囲の雑音は1つのマイクで収音されますが、EarFun Air Pro 2は、「フィードフォワードマイク」、「フィードバックマイク」の二つで収音するハイブリッド方式を採用しています。
結果、最大で-40dbの品質の高いノイズキャンセリングに成功しています!
ノイズキャンセリングのレベルは数あるワイヤレスイヤホンと比べてもトップクラスです。
EarFun Air Pro 2のノイズキャンセリングを有効にすると、電車の中でノイズの低減具合は凄いです。
車内アナウンスもわずかに聞こえるほどとなりますので、乗り越しに注意しないといけないレベルです。
風の状況にもよるかもしれませんが、テスト時には風切り音はほぼ消え、無音レベルでした!
アンビエンスサウンド(外音取り込みモード)にすると、外音をマイクで拾いますので電気的な音になってしまうワイヤレスイヤホンが多い中、このEarFun Air Pro 2は至ってはナチュラルに取り込んで来れます。(イヤホンをしていないかのような状態です)
ノイズキャンセリング、アンビエンスサウンド、ノーマルと3つの切替はハッキリと違いが分かります。
正直、EarFun Air Pro 2のノイズキャンセリング-40dbには驚いた!
EarFun Free Proの-28dbと比べると全然違う!
こんなに違うの?
ノイズキャンセリングで-40dbは驚異的で、「こんなにノイズが消されるの」という感覚になります。
使用中、ノーマルモードと比べると違いが雲泥の差です!是非試してみてください。
ワイヤレスイヤホンのご購入を検討されている方は、ノイズキャンセリング付きの購入を強くお勧めします。
左右同時伝送技術はワイヤレスイヤホンには重要
冒頭でも簡単に説明いたしましたが、今までのワイヤレスイヤホンは左下図のようにデバイスからまず親機のイヤホンにBluetooth接続し、その親機から子機へ伝送していました。
しかし人間の頭は水分が多く非常に電波を通しにくい性質があったり、人混みや電波が多い環境では干渉を受けることが非常に多く、音切れや接続が不安定になることは、ある程度しょうがないことと割り切っているところがありました。
しかし現在はAiroha社のMCSyncと、Qualcomm社のTrueWireless Mirroringというデバイスの機種依存のない2つの伝送技術により、激的な進化を遂げています。
EarFun Air Pro 2は、Airoha社のMCSyncという左右同時伝送技術を取り入れることで、上図の様にデバイスから左右各々へ同時に伝送するため、映画やゲーム、スポーツ実況、動画視聴などで超低遅延にしてくれます。
なんと言っても安定接続が可能になりますので、私の場合、「音切れ」がほとんど起こらなくなったのが大きいです。
また、今までのワイヤレスイヤホンは親機が受信して子機に送信するわけですので、どうしても親機のバッテリーが早く無くなるというデメリットもありました。
MCSyncは左右同時に伝送することで、ワイヤレスイヤホンのバッテリーも均等に消費するようになりますから片側のみ使えないということも無くなります。
もちろんBluetooth5.2の恩恵も忘れてはいけません!
ワイヤレスイヤホンのレビュー記事
下のリンクにもありますように様々なワイヤレスイヤホンを使用してきまして、その度、レビュー記事を書いてますので是非ご参考にしてみてください。
EarFunのワイヤレスイヤホンが多いのは、コスパや性能の裏付けですね。
EarFun Freeのレビュー
EarFun Airは今回のベースとなったモデルになります
軽さと驚きの価格で新発売!音質は上位機種レベル
その他のワイヤレスイヤホンのレビュー
・SOUNDPEATS Sonic
・SONY WF-XB700
・JPRiDE
・maxell MXH-BTW1000
良いと感じたところ、改善して欲しいと感じたところ
ご提供いただいたからというわけではなくEarFunのワイヤレスイヤホンは、本当にコストパフォーマンスが高いです。
EarFun製品の多くはAiroha社のMCSyncを採用しているのも、私の評価が高いポイントでもあります。
私も、音楽観賞は大好きですし「聞こえていればそれほど気にしない」というタイプではありませんが、正直なところ音質は非常に良いと思います。
EarFun Air Pro 2はドンシャリ系という意見もあるようですが、中音域もキレイに出ているので非常にバランスが良いというのが正しいと思います。
若干低音が強いかもしれませんが、高音がクリアに聞こえないとか、こもったような感じは全くなく、低音〜高音までバランス良く、とても1万円以下の音質ではないですよ!
結構、良いことばかりなレビューの感じがするかもしれませんが、提供品だからというわけではありません。
ワイヤレスイヤホンはEarFun製がこれで4台目で本当によくできているんです。
ご提供頂いたのは、このEarFun Air Pro 2だけですので、いかに気に入っていてコストパフォーマンスが優れているワイヤレスイヤホンなのかがお分かりいただけると思います。
ノイズキャンセリングの-40dbの効果は特筆すべきところですよ!
1万円オーバーの国産ブランドのワイヤレスイヤホンも使用しましたが、最後はこのEarFunブランドに落ち着き現在の定番として愛用しています。
ワイヤレスイヤホン探しで迷われている方、是非お試しになってみてください。