こんにちは「こだわりスタイル」です
発売延期となっていたEarFun Free Pro3がようやくデビューしました。
延期になっていた理由はノイズキャンセリング性能を煮詰めるためなので、待っててよかった!
この新製品EarFun Free Pro3は、EarFun Free Pro2の後継機種にあたり、EarFunのフラッグシップモデルです。
今回は発売したてのEarFun Free Pro3をテストすることができたので、その詳細をレビューいたします。
このEarFun Free Pro3はもうこれ以上無いと言えるほどの装備満載なのにこの衝撃価格!
EarFun Air Pro3が凄い売れ行きの中に登場したEarFun Free Pro3、数ヶ月も発売延期しただけあり驚きの仕上がりになっています。
うどんタイプが好きじゃない方にはおすすめのEarFun Free Pro3。
では詳しくレビューしていきます。
EarFun Free Pro3のパッケージ、本体
「EarFun」はパッケージもコンパクトな大きさに統一されてきましたね!
今回のEarFun Free Pro3はガッチリとした厚紙は変わらずで3Dフォログラムのように、光の当たり方でレインボーに輝きます。
ちなみにEarFun Free Pro3はVGP 2023金賞も受賞しています
国内最大級のオーディオビジュアル機器の総合アワードで、プロが選んだアイテムだけが受賞できます。
EarFun Free Pro3は今までの引き出しタイプではなく、蓋タイプに変わりました。
あまりにサイズがぴったり過ぎて、下のケースを引き出すのが大変でした!
EarFun Free Pro3のカラー
EarFun Free Pro3のカラーは3色展開!
カラーは3色展開
・ブラウンブラック
・シルバーホワイト
・ネイビーブルー
今回レビューしているのは、「ブラウンブラック」で少し茶色がかった黒ですが、シルバーホワイト、ネイビーブルーもなかなかおしゃれなカラーです。
スペック
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetooth周波数 | 2.402GHz~2.480GHz |
Bluetoothプロファイル | A2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP |
ノイズキャンセリングANC | -43db(トップレベル) |
対応コーデック | aptX Adaptive™、 LC3、AAC、 SBC、 |
Snapdragon Sound | ○ |
最大動作範囲 | 15m(障害物なし) |
マルチポイント接続 | ○ |
電源供給方式 | USB-TYPE C、ワイヤレス急速充電対応 |
防水 | IPX5対応 |
重量 | 約41.5g |
充電時間 | 約1.5時間(イヤホン) 約2時間(充電ケース、USB-C充電) 約3.5時間(ワイヤレス充電) |
電池持続時間 | 10分の急速充電充電で約2時間の音楽再生 1回の充電で最大6時間(ANCオン) 充電ケースで最大33時間 ※コーデックや音量、内容により短くなる場合があります。 |
サイズ(L×W×H) | 67mm x 26.5mm x 30mm |
Snapdragon Soundって何?
「Snapdragon Sound」とはQualcomm社製のチップを使用し、サウンド技術をまとめたプラットフォームなのです。(単純にコーデックというわけではない)
「Snapdragon Sound」はaptX™ Adaptiveで音質向上24bit / 96kHz(従来の2倍のサンプリングレートでの転送が可能)で音質向上、音の途切れをコントロールする接続技術の強化、ゲームや動画などで超低遅延を実現しています。
iPhoneは今のところ、SBCとAACを使用するしかないようです。(aptX™ Adaptiveを再現するためのトランスミッターは発売されてらしい・・・)
Qualcome aptX Adaptive対応だから音飛び対策も万全
EarFun Free Pro3 は、高品質の7mmダイナミックドライバーを搭載し、aptX™ Adaptiveで音質向上、24bit / 96kHz(従来の2倍のサンプリングレートでの転送が可能)で高解像度な音源をクリアに再生できます。
Qualcomm QCC3072チップを使用しているので、左右同時転送が飛躍的に安定し、音の途切れが最小限(ほぼ無い)となっています。
Qualcomm QCC3072チップを使用しているのは、EarFun Free Pro3が初では?・・・、大抵は、新しくてもQCC3071チップだと思います。
aptX Adaptiveは、Qualcomm(クアルコム)が開発したBluetoothの音楽伝送技術(コーデック)で、従来のSBCより圧縮効率が高いことから、高音質で低遅延になっています。
今までは場所や環境によって音飛びする場合がありましたが、aptX Adaptiveは電波状況が悪かったりデータ量によって伝送レートを自動で可変してくれるので常に安定した通信ができるのです。
これにより音飛びが少なく遅延も最小限での伝送が可能になりました。
但し、スマホ側もaptX Adaptiveに対応していることが必要ですので
ご自身のスマホを確認しましょう!
対応していればプレーヤーにもこのように表示されます
EarFun Free Pro3のノイズキャンセリング
ANCノイズキャンセリングはEarFunでのラインナップでは最高値の-43dbです。
この-43dbは是非体験していただきたいです。
他のブランドでは数値を公表していないところも多く、公表していても-30db程度が多いです。
●通勤電車で使用する方は要注意
ノイズキャンセリングの-43dbは、車内のアナウンスが聞こえなくなるほどですので、乗り越しには要注意です!
都会の喧騒が嘘かのように、簡単に自分だけの世界に没入できます。
3つのモード切り替えが可能
・ノイズキャンセリング モード(-43db)
・外音取り込みモード
・ノーマル モード
このモードの切り替えは左のタッチ部分を長押します。(アプリでも操作可能)
切り替え時には「ノイズキャンセリンモード」という感じでモードごとにアナウンスが流れてくれるようになっています。
防水性能
EarFun Free Pro3はIPX5対応ですので、のでランニング後のシャワー時なども問題なし。
IPX5とは:全方向からの噴流水によっても、性能を保つことができる。
イヤーピースが5種類
EarFun Free Pro3は交換用としてシリコン製が4種類の大きさで付属しています。
Mサイズがセッティング済みで送られてきますので、それも含めると5セット付属しています。
さらに低反発も付属
通常のシリコン製イヤーチップ+低反発イヤーピースも付属するので、
ノイズキャンセリングの効果がより強調されます。
イヤーピースは音質を激変させることができるので是非試してみて欲しいとアイテムです。
SpinFit CP100に交換してみたレビューはこちら
イヤーピースを含め本体やケースも結構汚れます。
そんな時のためにこれ1本あると超便利!綺麗好きにはおすすめ。
イヤーフックも耳の形状に合わせて交換が可能です。
フックが合わない方には、大きさ以外にフックの有無も選ぶことができます。
EarFun Free Pro3とFree 1sとの大きさ比較
EarFun Free Pro3と同じインナータイプのFree 1sとの大きさを比較してみました。
EarFun Free Pro3は驚きの小ささで、シャチハタのネームスタンプケースほどの大きさしかありません。
レビューしていてもちょっと驚く大きさ!
EarFun Free 1sが大きいわけではないのですが、EarFun Free Pro3はとにかくコンパクトに仕上がっています。
EarFun Free 1sについて詳しくはコチラをご覧ください
こんな感じにデニムのポケットにも入れても邪魔な大きさになりません!
コインポケットにも入る大きさです。
ケースから取り出して比較すると、EarFun Free Pro3とEarFun Free 1sの大きさはそれほど変わりません。
EarFun Free Pro3は幅がEarFun Free 1sより大きいですが、奥行きが小さいので、装着時の飛び出しがスマートになる印象です。
1円玉と比較してもこの通り!いい勝負ですね!
EarFun Free Pro3の重量
数字が示すように、重量についてはケースごとで40gほどしかありませんので、かなり軽量に仕上がっていることがわかります。
これで機能全部入りですので、ちょっと驚きますよ!
EarFun Free Pro3の充電
EarFun Free Pro3は有線で充電する場合はもちろんTYPE-Cです。
ワイヤレス充電にも対応しており、最大33時間の再生が可能なバッテリー容量になります。
この大きさで33時間使用できるとは、EarFunの技術の進歩がうかがえます!
ワイヤレス充電器はこちらからどうぞ!
マルチポイント接続可能
マルチポイント接続とは、今までは別の機種と接続する場合、その都度ペアリングをして繋ぎ直さなければいけませんでしたが、マルチポイント接続対応の場合は別の機種と何度もペアリングせず同時にペアリングできるので、その場で切り替えができる機能です。
例えば、音楽を聴いていてながら、もう1台のスマホの電話待受ができるなど。
EarFun Free Pro3の操作感
EarFun Free Pro3は全てタッチパネルをタップするだけで操作可能です。
EarFun Free Pro3の見えるところ全てがタッチ部分になっており、見えなくても指先の感覚で操作ができるので、誤動作は最小です。
タップ方式は、ブランドでほぼ統一された仕様で、EarFunのワイヤレスイヤホン使用者としては非常にわかりやすく使いやすい印象があります。
EarFun Free Pro3のタップの仕様
LEFT (左) | RIGHT (右) | |
再生・一時停止 | 2回タップ | 2回タップ |
曲送り | 3回タップ | |
曲戻し | 3回タップ | |
音量を上げる | 1回タップ | |
音量を下げる | 1回タップ | |
ノイズキャンセリング | 2秒間タップ&ホールド | |
電話を受ける・切る | 2回タップ | 2回タップ |
着信拒否 | 2秒触れたまま | 2秒触れたまま |
2つの通話を切り替える | 3回タップ | 3回タップ |
音声アシストのON・OFF | 2秒間タップ&ホールド |
EarFun Free Pro3は専用アプリでコントロール
EarFun Free Pro3も、「EarFun Audio」という専用アプリで好み音質に調整可能です。
この専用アプリもしっかりアップデートされていてるので安心ですよ!
好きな音質へのイコライザー調整も「My Style」で可能です。
「高音ブースト」「低音ブースト」「低音を弱める」「高音を弱める」などがプリセットされていて、自分のオリジナルイコライジングも名前をつけて追加保存可能です!
イコライザー画面は見やすいけど、デザインが??っと感じます!
筆者はアップデート前のボタンに画像が入っているようなデザインの方が共感できました。
「R&B」「JAZZ」などボタンの文字大き過ぎませんか?・・・・
アプリにはイヤホンを探す機能も!
イヤホン本体が小さいですから、寝ながら使用していて片側行方不明とかになるケースも十分考えられます。
そんな時に役立つ、アプリの操作でイヤホンから音楽を流し探すことができます。
実際に使用してみましたが、段階的に音楽が大きくなる仕組みで、なかなか便利だと思いました。
Bluetoothが届く範囲にあれば、必ず見つけることができるでしょう!
EarFun Free Pro3を実際に使ってみたレビュー
音質は個人差があるので自分の意見になりますが、今回のEarFun Free Pro3はアプリを使用しなければ、非常にフラットでナチュラルな音質の印象です。
このあたりはaptX Adaptiveの影響でしょう、超高解像度でクリアなサウンドを再現できていました。
筆者は何万円もするワイヤレスイヤホンは持っていません。
理由は今回のEarFun Free Pro3も含め、
これ以上の高音質って必要かな?と思うからです。
オーディオマニアの方は、究極を望むのだと思いますが、普段通勤等の使用ではこれ以上の解像度、機能など必要性を感じないというのが筆者の感想です。
aptX Adaptive(Snapdragon Sound)に対応しているので、満員電車等、人混みでの音飛びがなくなっているのも、EarFun Free Pro3をおすすめする理由の一つといえますね。
ケースからの取り出し
今まで、結構な数のワイヤレスイヤホンを使用してきましたが、この部分(ケースからの取り出し)に問題が残るワイヤレスイヤホンが非常に多いです。
フタを開けた時の露出部分が小さいのに、マグネットも強力、しかも丸みを帯びた形状が多いので、本当に摘みづらく、失敗すると落下させてしまいます。
うどんタイプはインナータイプとは形状が違い、比較的取り出しやすいので問題はありません。
EarFun Free Pro3はその問題がクリアになっています。
画像を見てもわかるように、フタを開けた時のイヤホン本体の露出部分がかなり増えたことで、しっかりと摘むことができした。
結果、強いマグネットにも関わらず問題なく取り出しできます。
これって毎日の使用ではかなり重要ですので、ストレスフリーになりましたね!
EarFun Free Pro3の装着
装着感についても、音質と同じように個人差が出てしまう部分だと思いますが、イヤーピースとイヤーフックの組み合わせバリエーションが多いので、おそらく自分好みのフィット感にたどり着けると思います。
この形状はEarFun Free Proからのものですので、煮詰まっているので筆者は全く問題hありませんでした。
デフォルトの設定でジャストフィットしてくれます。
おまけに低反発のイヤーピースにすることでさらにフィット感を上げることができました。
EarFunのワイヤレスイヤホンのレビュー
下のリンクにもありますようにEarFunの様々なワイヤレスイヤホンを使用してきまして、その度、レビュー記事を書いてますので、まとめランキングも是非ご参考にしてみてください。
まだ追記していませんが、このEarFun Free Pro3は間違いなく1位です!さすがフラッグシップ!