こんにちは「こだわりスタイル」です
最近のワイヤレスイヤホンはカラーバリエーションを増やす傾向があります。
おそらく、コスパを考えると機能面、音質面はある程度のところまできているための施策かと思います。
SOUNDPEATS Capsule3 Proもその一つで、通常のソリッドなカラーに加えて透明カラーをラインナップしてきました。
以前から、一部だけ透明なタイプもありましたが、今回はケース〜イヤホン本体まで全部透明です。
クリアというか半透明ですが、メカニカルな部分が丸見えで、斬新でCOOLな感じに仕上がっています。
初代iMacのイメージを彷彿させてくれる様で、非常に魅力的です!
音質もLDAC対応で、機能面にもぬかりがはありません。
今回はそんなSOUNDPEATS Capsule3 Proの透明カラーをレビューしていこうと思います。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのカラーとスペック
SOUNDPEATS Capsule3 Proは4色のカラーラインナップがあります。
その中で、透明カラーは「透明白」「透明黒」と言われる2種類で、今回は透明カラーの中の「透明白」と言われる方を選んでみました。
透明カラーというと、外見ばかりにフォーカスされてしまいますが、音質、機能面にもぬかりはありません。
SOUNDPEATS Capsule3 Proのスペック
Capsule3 Pro | |
---|---|
本体操作 | タッチ式 |
専用アプリ | ○ |
ドライバー方式 | 12mmバイオセルロース製ドライバー |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
Bluetoothプロファイル | A2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP |
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC |
電源供給方式 | USB TYPE-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
防水 | IPX4 |
カラー | 透明白、透明黒、ブラック、ホワイト |
イヤホン片側 | 約5g |
ケース+イヤホン | 約48g |
最大持続時間(ケース併用) | 約52時間 |
ケースサイズ | 幅 約50×縦 約67×厚み 約26mm |
タップ操作の仕様
SOUNDPEATS Capsule3 Proのタップ操作
LEFT (左) | RIGHT (右) | |
ノイズキャンセリングモード変更 | 1.5秒長押し | |
再生・一時停止 | 2回タップ | 2回タップ |
曲送り | 1.5秒長押し | |
音量を上げる | 1回タップ | |
音量を下げる | 1回タップ | |
電話を受ける・切る | 2回タップ | 2回タップ |
着信拒否 | 1.5秒長押し | 1.5秒長押し |
ゲームモードのON・OFF | 3回タップ | |
音声アシストのON・OFF | 3回タップ |
ワイヤレスイヤホンには多いのですが、このSOUNDPEATS Capsule3 Proにも「曲戻し」がありません。
聞きたい曲がもう一度聴けないというのは、なんとももどかしく感じますが、ニーズが無いのかコストがかかるのか・・・
SOUNDPEATS Capsule3 Proの透明カラー
SOUNDPEATS Capsule3 Proの透明カラーは、透明と言っても半透明でできいています。
内部を見せることを想定して、デザインするというのは相当に大変なことだと思うのですが、ソリッドカラーのブラックが先にデビューしていますので、おそらくそこまでは想定していなかったのだと思います。
ケースにはバッテリーが見えるのですが、ここは凄く残念な部分だと筆者は感じました。
大きく見える部分は、そのことを想定してデザインしてもらえたら良かったのに・・・!
これだけ大きな面積で見えるなら、やはりこの部分にもデザインして欲しかったな〜と思います!
画像を修正して、英文で商品名を入れてみましたが、このほうがカッコイイですね!
ケースを真上から見るとこんな感じで、なかなかいい感じです。
透明カラーになってわかったのは、ケースの中って意外にスカスカでスペースがあるんだなということです。
もっと隙間なくビッシリ回路なりバッテリーで埋まっているのだと思っていました。
逆に言うと、まだまだ小さくしたり、デザインする余地は残されているので今後に期待できそうですね!
イヤーチップを外すと、「バイオセルロース」製のドライバーがよく見えます!
スティック部分はコンパクトで耳へのフィット感も良好
俗にいう「うどんタイプ」のワイヤレスイヤホンになりますが、スティック部分は非常にコンパクトな形状で短めです。
フィット感も、挿入し1/4回転ほど回すことで耳に固定され、ランニングなどの運動でもズレることなく快適に装置装着できます。
SOUNDPEATS Capsule3 Proの特徴
今回、SOUNDPEATS Capsule3 Proの「透明カラー」に焦点を当てましたが、搭載されている機能もぬかりはありません。
しいて言うなら、ワイヤレス充電に対応していないことくらいでしょうか。
「全部入り」とまではいきませんが、必要十分な機能を搭載していますので、ご紹介いたします。
ANCノイズキャンセリング
今、ノイズキャンセリングを搭載している機種が多くなりましたが、このSOUNDPEATS Capsule3 Proももちろん搭載されています。
しかもトップレベルの-43dbです。
マイクで集音した外側のノイズを打ち消し、ノイズをキャンセルするわけですが、マイクの位置を最適化したことにより、風切り音も大幅に低減しています。
-43dbは電車内のアナウンスも聞こえ無くなるレベルです!
12mmバイオセルロースドライバー
ドライバーとは音の信号を振動板に伝え、音を出力する仕組みの部分で、スピーカーでは非常に重要な部分となります。
ドライバーが大きくなれば、低音域が出やすくなるというメリットがあります。
数あるワイヤレスイヤホンでも、12mmのドライバーと言えばかなり大きなほうで、7mm~10mmくらいが標準的な大きさです。
SOUNDPEATS Capsule3 Proに使用されるのは、植物由来の繊維でできた「バイオセルロース」製。
硬さと優れた軽さを持ち合わせておりドライバーには優れた素材なのです。
LDACコーデック対応
SOUNDPEATS Capsule3 Proは、LDACコーデックに対応。
ワイヤレスでハイレゾ音源を楽しめるワイヤレスイヤホンです。
一番ベーシックなコーデックのSBCと比べると、最大約3倍もの情報量を伝送できるため、原音に近いクリアなサウンドを再現します。
・LDACハイレゾ音源は、スマホ側でもLDACに対応している必要がありますので、ご自分のスマホの対応コーデックを確認しましょう!
・iPhoneはLDACには対応しておりませんので、AAC接続となります。
IPX4の防水性能
IPX5やIPX7ほどの防水性能はありませんが、IPX4は「あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない。」とありますので、生活防水と考えたほうが良いでしょう。
水没はNGです。
0.07秒の超低遅延でゲームや動画もOK
SOUNDPEATS Capsule3 Proは70msの超低遅延な伝送が可能です。
Youtube等で試してみましたが、筆者の環境では音が遅延していることは感じ取ることはできないレベルでした。
「低遅延モード」は通信距離が短くなるので、音楽再生時は元に戻してくださいね。
専用アプリで自在にコントロール
SOUNDPEATS Capsule3 Proは、専用アプリで音質を自在にコントロールし、自分好みの音質を作り出せます。
もちろんオリジナルでカスタムイコライジングもできますが、9つのプリセットがあるのでワンタップで音質の変更が可能です。
Air4 Proとの大きさ比較
SOUNDPEATS Capsule3 Proと上位機種のAir4 Proを比較してみます。
形状は同じですが、大きさは若干Capsule3 Proのほうが大きい作りになっています。
写真でではわかりずらいですが、表記上で幅約3mm、高さ約0.2mm、厚み約0.2mmの違いがあります。
高さと厚みは実際に触って比べないとわかない範囲ですから、かなりコンパクトと言っていいでしょう!
本体のデザインもマイクの形状や、ロゴ周りが多少違っている程度で、上位機種のAir4 Proにかなり似ています!
大きさはほぼ同じくらいです。
比較しているAir4 Proの記事はこちらをご参考に!
SOUNDPEATS Capsule3 Proのパッケージ・付属品
パッケージはパッと見、普通っぽいですが中の箱を引き出すと艶消しブラックで、緩衝材には他のシリーズにはないブラックのウレタンスポンジで本体が包まれており、高級感を感じます。
透明カラーがより強調され、非常に印象が良いですね。
付属品
イヤーピースは本体にセットしてある物を含めてシリコン製が3セット入りですので、ジャストサイズで調整可能です。
取扱説明書は多国語仕様ですが、もちろん日本語にも対応していますので、設定に迷うことはないでしょう。
ケースからの取り出し
相当数のワイヤレスイヤホンをレビューしてきたのでわかりますが、イヤホン本体をケースから取り出しにくい商品がほとんどの印象です。
結構強力なマグネットで着いているので、丸いものを取り出すには至難の業です。
イヤホンの露出部分がもっと多ければ取り出しやすいのですが・・・。
このSOUNDPEATS Capsule3 Proもお世辞にも取り出し易いとは言えない作りになっています。
指先がウェットな状態なら簡単に取り出しできますが、通常の状態ではなかなか難しいと思いました。
FAQ
- Q最大何時間使用することができますか?
- A
SOUNDPEATS Capsule3 Proはフル充電の状態で8時間、充電ケースを使えば最大52時間の使用が可能です。フル充電まで1時間で完了する速さです。
- Q充電ケースにも防水機能はありますか?
- A
イヤホンはIPX4の防水性能がありますが、ケースに防水性能はありませんので水気は避けてください。
- Qノイズキャンセリング(ANC)は搭載されていますか?
- A
SOUNDPEATS Capsule3 Proはノイズキャンセリング(ANC)が搭載されています。最大-43dbの数値はトップレベルです。
- Q取扱説明書は日本語対応ですか?
- A
多国語仕様ですが、その中にはしっかり日本語もあり、わかりやすく書かれています。
- Qペアリングは簡単ですか?
- A
ペアリング非常に簡単です。
まずはイヤホンをフル充電し、ケースから取り出します。スマホの設定画面のBluetoothを開くと、SOUNDPEATS Capsule3 Proと表示されますので、それをタップしたら完了です。以後はケースから出すと自動でペアリングが開始され、耳にイヤホンを持って行く頃にはつながっています。
- QSOUNDPEATSには他どんなスピーカーがありますか?
- A
SOUNDPEATS Capsule3 Proを透明カラーの感想
最近のガジェットは結構な割合でワイヤレス充電に対応していますが、SOUNDPEATS Capsule3 Proは未対応なのが非常に残念です。
音質については、AndoroidならLDACの対応スマホが多いのでハイレゾサウンドを楽しめ不満のない解像度の音質で音楽に没入できます。
しかもアプリ対応なので、自分好みの音場を再現できるところも素晴らしいです。
LDACはaptX adaptiveと比べて安定性の部分が懸念されていますが、筆者がテストしている範囲では音の途切れはほとんどなく問題ありませんでした。
この透明カラーには「透明黒」といスモークカラーもあり、こちらもなかなかいい感じなので、透明カラーに新鮮さを感じたなら、検討してみてください。
この価格でこれだけの装備。
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総評