こんにちは「こだわりスタイル」です
本当にワイヤレスイヤホンのマーケットは激化していますね。
どのメーカーも凌ぎを削っている感じがします。
その中でもイヤホン一筋13年のSOUNDPEATSは、しっかりとした技術力で近年みるみる露出を増やし、知名度アップを果たしたブランドだと言えるでしょう。
そんなSOUNDPEATSはフラッグシップとなるOpera05とOpera03をラインナップし「MAKUAKE」より日本初上陸となり、amazon等各モールにて販売開始しました!
SOUNDPEATS Opera05 & 03の2機種をご提供いただきレビューしています
このSOUNDPEATS Opera05とOpera03はパッと見はカラーしか違いません、価格差もそれほどありませんが、再生音質を左右するBA型ダイナミックドライバーをOpera05は2基、Opera03は1基搭載しているところが違います。(ドライバーについては下記詳細あり)
さあこの2機種の結果はいかに・・・!?
一般販売を開始しました!
SOUNDPEATS Opera05とOpera03
SOUNDPEATSのOpera05とOpera03は、もちろん中身には違いがありますが外観の違いはカラーだけす。(中身の違いは後ほど説明)
価格もそれほどの違いは無いので、好きな音質と合わせてお好みのカラーを検討してみてください。
Opera05とOpera03共タッチパネルやアクセントはメッキ加工され、ジュエリーのような感覚で高級感がります。
SOUNDPEATS Opera05
Opera05はブラックの本体カラーに、イエローゴールドのアクセント。
ジュエリーが醸し出す上品さを引き出すため、傷がつきにくい亜鉛合金を含む5つの素材を使用し、PVDコーティングと真空メッキなどの11の塗装を施しています。
ケースのアクセントゴールドの部分には「Hear Your Imagination」の筆記体の文字がさりげなく入れられ「ジュエリー」というコンセプトを引き立てています。
コンセプトのラフスケッチから、試作品などSOUNDPEATSの力の入れようがわかりますね!
イヤーチップを覗くとこんな感じです。
写真でおわかりいただけるでしょうか?
イヤーチップを外してもアクセントカラーは健在で、こだわりを感じるところです。
SOUNDPEATS Opera05はIPX4の防水・防塵性能を誇ります。
水滴くらいなら全く問題無し!
SOUNDPEATS Opera03
何度も言いますが、SOUNDPEATSのOpera05とOpera03の外観の違いはカラーだけで、形状は全くは同じです。
外観だけで言ったら、筆者はSOUNDPEATS Opera03のローズゴールドのほうが好みかもしれません。
イエローゴールドより落ち着いた感じのゴールドなので、個人的にはこちらが上品かなと思います。
塗装に関しても、同じ仕様でカラーの違いだけです。
結構マグネットの磁力が強いので、画像の通り簡単にくっていて片方を持ち上げることができます。
SOUNDPEATS Opera03もOpera05と同じIPX4の防水・防塵性能を誇ります。
一般販売を開始しました!
SOUNDPEATS Opera05とOpera03の外観比較
SOUNDPEATS Opera05とOpera03のカラーは共にゴールドの色違いなので、1つづつみると違いがハッキリしないのであえて並べて比較してみました。
充電ジャックはTYPE-C、その上にSOUNDPEATSのロゴが入り、ここにも細かなこだわりを感じます。
並べるとこれだけカラーの違いがありますね。
ケースのカラーの違いも気づきました?
少しフレーク気味なブラックとマットなガンメタなんですね。(Opera05がブラック、Opera03がガンメタ)
共にメタリックが入っています。
SOUNDPEATS Opera05とOpera03の重量の違い
公式のスペックはOpera05とOpera03の重量は同じになっていましたが、ドライバーが1基多いはずなのでと思い実測!
やはりOpera05のほうが若干重たい結果となりました。(個体差と言える程度ですが・・・)
見た目の違いはカラーだけですが、搭載されているものは違います。
Opera05はドライバー3基、Opera03はドライバー2基なので、それが重さにも現れているのだと思います。(ドライバーについては後ほどご説明いたします)
はかりは安物なのでどれだけ正確なのかわわかりませんが、Opera05のドライバー3基のほうがやはり重たいですね。
まっ、気になる重さではありませんけど・・・。
コンパクトなタイプをお探しならMini Pro HSとMini Proが良いかもしれません
SOUNDPEATS Opera05とOpera03のスペック比較
次はOpera05とOpera03のスペックを比較していきましょう!
Opera05 | Opera03 | |
---|---|---|
本体操作 | タッチ式 | タッチ式 |
専用アプリ | ○ | ○ |
ドライバー方式 | BA型ドライバー×2 12mmダイナミックドライバー | BA型ドライバー×1 12mmダイナミックドライバー |
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.3 |
再生周波数帯域 | 20Hz~40kHz | 20Hz~40kHz |
Bluetoothプロファイル | A2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP | A2DP、 AVRCP、 HFP、 HSP |
ノイズキャンセリング | -30db + ENC | -30db + ENC |
対応コーデック | AAC、 SBC、LDAC | AAC、 SBC、LDAC |
最大動作範囲 | 10m | 10m |
電源供給方式 | USB-TYPE C | USB-TYPE C |
防水 | IPX4 | IPX4 |
カラー | ブラック | ガンメタ |
重量 | 約60g(実測) | 約59g(実測) |
フル充電時間 | 約1.5時間 | 約1.5時間 |
連続再生時間 | 約33時間 | 約33時間 |
最大待機時間 | 60時間 | 60時間 |
SOUNDPEATS Operaの特徴
Operaの特筆すべき点をあげると下記のようなものがあります。(BAドライバー×2は Opera05、Opera03は×1です)
専用アプリがダウンロードできる
SOUNDPEATS Opera05とOpera03には専用アプリが「Google Play」と「App Store」から無料でダウンロードすることができます。
最近はアプリで音質等をコントロールできるので、デフォルトの音質が気に入らなくても自分の好みにあわせて変えられるので非常に便利になりました。
アプリでコントロールできること
- イコライザー
- ノイズキャンセリングの切り替え
- 聴力テスト(自分の聴力に合わせた自動セッテイング)
- アップデート
- 左右独立のバッテリー残量確認
- ボリューム
- プリセット(音楽ジャンルに合わせたイコライジング)
- イヤホンのワンクリック機能のON/OFF(音量調整がワンクリックでUP/DOWNするのを無効にする・・・誤動作防止機能)
Operaのドライバーについて
「ダイナミックドライバー」は共通で、それ以外に「BA型ダイナミックドライバー」を搭載しています。(Opera05はBA型ドライバー2基、Opera03はBA型ドライバー1基)
一応、「BA型ドライバー」とは何か簡単に説明しておきます。
ちなみに、スピーカーの「ドライバー」とは、電気信号を受け取って音を作り出すために振動し、音質を決定するする重要部品になります。
ハイレゾ認証取得
「ハイレゾ認証」とは、音楽や音声の再生において、高音質であることを保証するための認証制度のことです。
通常、音楽や音声は周波数帯域が制限されたデジタルデータとして保存されています。
この制限を超えた高品質な音質を実現するために、より高いビットレートでデータを保存することができます。このような高品質な音楽や音声を「ハイレゾ音源」と呼びます。
LDACとは
LDACは、ソニーが開発したコーデック技術で、最初にソニーのAndroidスマートフォンやウォークマンなどのデバイスに搭載されました。
通常ワイヤレス転送では音声データが圧縮されて送信されるため、音質が低下してしまいます。
つまりLDACは、より高品質な音声をワイヤレスで転送するための技術であると言えます。
ただし、デバイスがLDACに対応しているかどうかを確認する必要があります。
LDACは、一部のAndroidスマートフォンやタブレット、そしてBluetooth対応のオーディオ機器などで対応しています。
ANC(ノイズキャンセリング)
ANC(ノイズキャンセリング)機能の騒音低減効果は、最大-30dB。
目覚ましのベルの音(60dB)が、深夜の郊外(30dB)になる位のANC(ノイズキャンセリング)機能で、音楽の世界に没入できます。
と公式にはありますが・・・・。
タップ操作の仕様
Opera05 & 03のタップの仕様
LEFT (左) | RIGHT (右) | |
再生・一時停止 | 2回タップ | 2回タップ |
曲送り | 1.5秒長押し | |
音量を上げる | 1回タップ | |
音量を下げる | 1回タップ | |
ノイズキャンセリング | 1.5秒長押し | |
電話を受ける・切る | 2回タップ | 2回タップ |
着信拒否 | 着信中1.5秒長押し | 着信中1.5秒長押し |
2つの通話を切り替える | 通話中1.5秒長押し | 通話中1.5秒長押し |
音声アシストのON・OFF | 3回タップ | 3回タップ |
「曲戻し」は非搭載って他のメーカーでも結構多いと思いませんか!?
コストなのか、ニーズの影響かはわからりませんが、「曲戻し」はあったほうが良いと思う!「この曲もう一回聴きたい!」って時ないですか?
長時間再生・装着感や見た目について
再生時間については間違いなく長時間再生の部類です。
最大33時間再生ですので、通勤時の使用なら2週間に一度くらいの充電で十分なレベルです。
このSOUNDPEATS Opera05とOpera03は耳に触れる部分がプラスティックや金属でなくシリコン素材のような物でできているため、フィット感があり、滑り止め効果で脱落などを防いでいる優れものです。
耳の形状にもよると思いますが筆者の場合全くズレませんでした。
装着感ですが、SOUNDPEATS Opera05とOpera03は少し大きめの作りのため、小さな耳の方には大きく感じると思います。
ボリュームがあるので、真横からみた感じだと飛び出し感が結構ありますね!
でも大丈夫です、SONYのWF-1000XM4よりは小さいです・・・。
ちなみに、このモデルさんはかなり耳が小さめの方になりますので、ご参考まで。
SOUNDPEATS Opera05とOpera03の付属品
最近のワイヤレスイヤホンはケースもミニマムなので、パッケージも非常にコンパクトにできています。
パッケージは非常に凝った作りで、ホログラムのように光の角度によってレインボーに光ます。
Opera05とOpera03は全く同じデザインで、唯一商品名のOpera05とOpera03の文字が違うだけです。
付属品
Opera05とOpera03のイヤホン専用ケースカバー
厚みが少しあり、なかなかおしゃれな布貼りのイヤホンケースです。
ハードケースですので、傷つき防止などにはもってこいのケースですね!
手ぶらで出かけたい時はストラップを指に通して使えますし、例えばリュックにカラビナをつけてぶら下げるのもいい感じです。
中身はメッシュのポケットが付いているので、充電ケーブルやスペアのイヤーピース入れに丁度良いです。
Opera05とOpera03を2週間使用してみた感想
Opera05とOpera03を2週間使用してみて感じたことは、音質を心配されている方は全く問題無いどころか、SOUNDPEATS「Sonic」のころとは比べ物にならに解像度に変貌を遂げています。
「Sonic」のころは俗に言うドンシャリ感が強い印象でした。(筆者は個人的にドンシャリ系好きですけど・・・)
SOUNDPEATS Opera03はOpera05と比べて、どちらかといえば低音好きの方に良いかと思います。
Opera05はOpera03の低音はそのままに中高音域までさらにバランスよくクリアになった感じです。
ただ先ほども言いましたが、目隠しでどちらかを渡されて、「これはOpera05かOpera03、どちらでしょう?」と言われたらハッキリと断言できる自信はありません。
そのくらいどちらも良い音なので、正直、Opera03でもいいかなと思えてしまいます。
筆者は日常使いでよく電車乗るのですが、Operaはケースからの取り出しにくさを感じました。
マグネットが強いので、指でケースから引き抜くのに失敗すると落下します。
このテスト期間中、筆者は専用ケースに入れていたのでホームでの落下はありませんでしたが、部屋で使用した際はやはり手を滑らしました。
2週間使っていると取り扱いに慣れてきて、自分なりの安全な取り出し方を見つけることができましたのでご紹介です。
普通、人差し指と親指で引っ張ろうとしますが、画像のように、中指も入れて3本で取り出してみてください。
結構ラクに取り出すことができます。
写真の3本指以外にも、中指と親指の2本でも取り出しやすくなります。
どちらの方法も、イヤホンに少しだけ段つきがあるので、そこに爪を軽くかける感じです。
それからノイズキャンセリングの切り替えなのですが、電車に乗っていると車内アナウンスを聞くために結構切り替える時があります。
左タッチ部分を長押しするのですが、「ANC ON」「 NORMAL」「 PASSTHROUGH」という感じでモードごとにアナウンスが流れてくれるようになっています。
ただ常識の範囲内で、少し大きめで音楽を聞いているとこの「ANC ON」「 NORMAL」「 PASSTHROUGH」のアナウンスがかき消されて、今、何のモードかを知るには外音の聞こえ具合で判断するしかありませんでした。(それ以外はアプリ画面)
気づいた点のまとめ
音質や解像度はOpera05と03とも非常に高いレベルに到達していると感じた!
これなら他のメーカーの上位機種の音質と比べても互角な勝負ができる。
ワイヤレス充電が未対応は残念!
LDACへの対応はAndoroidにも対応機種が増えてきている背景のなかでうれしい装備です。
高音質なワイヤレスイヤホンをお探しの方でコスパの良い機種をお探しの方におすすめです。
総評
一般販売を開始しました!
「BA」はバランスドアーマチュアの略になります。BA型ダイナミックドライバーは小さな振動板を使っており、一般的に高音域に優れた再生能力を持ちます。Opera05はこれを2基使用することで、中高音域をよりクリアで繊細な音で再現することを可能にしています。