マキタ用の互換バッテリーを使用してみたら、意外な結果だった！

結構DIY好きな筆者は、マキタのM651Dという充電式ドライバドリルを、10年以上年使用しています。

頻度はそれほどでもありませんが、さすがにこのくらいの年数を使用すると充電バッテリーの寿命がやってきます。

フル充電しても5分程度でバッテリー切れとなります。

マキタの充電式ドライバドリルはスペアのバッテリー付きですが、スペアのバッテリーも同じ症状です。

「じゃ、バッテリー買えばいいか！」というと、マキタ純正バッテリーは非常に高価です。

ヘタすると電動工具自体が買えてしまう場合もあるくらいです。

そうなると、互換の格安バッテリーということになるのですが、互換の格安バッテリーは結構良くない噂もあり悩みどころでした。

と思って互換バッテリーを購入し使用してみたので、その内容をレビューしようと思います。

結論から言ってしまいますが、筆者の場合、この互換バッテリーを2ヶ月以上使ってますけど全く問題なく使えています。

しかも2個セットなのにこの価格・・・安い！

amazonの商品に対して使える、サクラ度を測れるサイト（簡単に言うと危険度測定サイトです）もあったので合わせてご紹介します。

古いマキタの互換バッテリーはニッケルカドミウムバッテリー

最近のマキタの電動工具はほとんどがリチウムイオンバッテリーを使用しています。

筆者のマキタ充電式ドライバドリルM651Dは古いので、ニッケルカドミウムバッテリーが純正なのです。

簡単にこの2つのバッテリーの違いを説明しておきます。

上記のようなことから現在の主流は「リチウムイオンバッテリー」です。

マキタのM651Dと充電器

今回ご紹介するのはマキタの充電式ドライバドリルの互換ニッケルカドミウムバッテリーですのでお間違いなく。

筆者が使用しているマキタのM651D充電式ドライバドリルは年式が古いので「ニッケルカドミウムバッテリー」仕様ですが、一度の故障も無く現在も絶好調で働いてくれています。

ただバッテリーだけは、さすがに寿命で10分ほどで使用できない状態になってしまいました。

筆者のマキタの充電器の型番はDC1414、他にも適合する充電器はあるようですが明記されていません。

ただ純正バッテリーの品番が適合品番の中にあれば充電器も適合していると考えるのが、普通ではないでしょうか。

パワーが必要なメンテナンスには「充電式ドライバドリル」は非常に便利ですが、繊細な作業には向いていません。

繊細な作業には「精密ドライバー」があると作業がはかどりますよ！

マキタ純正バッテリーは品番1250

この互換バッテリーですが、適合品番がかなり多く下記のバッテリーとの互換性があります。

【交換可能バッテリー12v バッテリー PA12】1250、1220、1222、1233、1200、1201、 1201A、1235、192681-5、 192698-2、193157-5、192698-8、192598-2、193681-6、638347-8-2 などに対応

筆者のマキタのバッテリーは1250 品番なので適合していることになります。

ただ上記のバッテリーと全てと適合するので、形は同じですが、若干電極のあたりがマキタ純正と違いがありますので比較していきます。

汎用性があるのでこのような形状の違いがあるのだと思いますが・・・。

形は同じですが、互換バッテリーは電極の形状がマキタ純正バッテリーとは少々異なります。

amazonのレビューを見ると、充電時に電極の1つを絶縁したり工夫をされている方もいるようです。

この互換バッテリーの凄いところは、マキタ純正が12v 1.3Ahに対し、12v 3.0Ahなんです！

マキタ用の互換バッテリーを充電してみる

マキタ用の互換バッテリーは、純正品の半分以下で購入できます。

あまりにも安価なバッテリーなので、使用するのをためらう方もいると思います。

下手したら、燃えたり、爆発したりなんてのも本当にあるみたいなので、そんな心配をしたくないとお考えの方は、純正バッテリーをおすすめします。

筆者も不安はないかといえば結構あります（笑）

なので、バッテリーを充電しながら目を離したり、バッテリーを充電したまま外出してしまうということは絶対にしないと決めて購入しましたので、念の為！

写真は共に充電完了前なので、ランプは「赤」の点灯です。

これが点滅したり、「赤⇆緑」みたいなことになると何かエラーですので、電極に小細工などしなければいかないのだと思います。

この互換バッテリーですが、マキタ純正の充電器DC1414ならそんな小細工なしで、全く正常に充電してくれました。

そして充電完了で「緑」に！

一応、この互換バッテリーの説明には、「過電流・過充電・過放電防止の高品質な最新保護回路が内蔵」と書かれていますが、どこまで信用するかはあなた次第です！

互換バッテリーも到着時で多少充電されていましたので、フル充電まで、時間にして30分程度だったと思います。（純正のバッテリーも30分でフル充電できます）

電動工具などのメンテナンスには絶対つけたい！

マキタ用の互換バッテリーを使用してみてら、意外な結果だった！

互換品ですがバッテリー容量も純正の2倍以上、価格は半分以下・・・。

ですので当然ながら、国産の訳がありません。

互換バッテリーは、写真のダンボール箱がさらにamazonのダンボールに入っていましたので、到着の印象は良かったですね。

中身も簡易包装ではありますが、マキタ純正もおそらくこの程度ではないかと思います。

2個セットなのに驚きの安さ！

サクラ度を測れるサイト発見！

筆者はダメ元でこの互換バッテリーを購入しているので、全然使えなくて当然くらいの気持ちでした。

使えないくらいならいいのですが、火災などの2次被害が不安だったのでWEBを色々調べたら、面白いサイトを見つけましたよ！

その名も「さくらチェッカー」。

amazonで販売されている商品の「怪しさ」、「レビューのさくら」度合いを調べて評価してくれます。

ちょっと不安だった筆者も測定してみました！

お〜っと！この互換バッテリーのさくら度10%じゃないですか！

2回測定してみましたが、最初は0%だったのでホットしたのですが、2回目でも10%。

他の安い商品も試してみましたが、50%以上なんてのもありましたから、10%なんて全然ですね！

評価は「まず安全な商品です！」でした。

実際にフル充電して使用してみても、なんの問題も見当たりません。

材質やフィッティング

少しケチつけないと「さくら」だと思われそうですが、この互換バッテリーは材質も正直悪くないです。

この手の安価なものって、バリがあったりいい加減な材質の場合が多いのですが、フィッティングも全然悪くありません。

マキタ純正と比べても同等レベルに感じます。

ボタン部分の本体への引っ掛かりの感じ、はめ込む時の感触、はめ込んだ時の「パチン」と言う音、どれもマキタ純正に退けをとらない感じの仕上がりです。

素晴らしい、互換バッテリー！

マキタ用の互換バッテリーを使用してみた感想！

この互換バッテリー、正直ちょっと意外な展開で、拍子抜けしてしまいました。

すでに購入して2ヶ月経過し、もう数回フル充電しましたが筆者の場合は全く問題ありませんね。

マキタ純正バッテリーが寿命だったので、新品時のパワーはわかりませんが、2倍まではいかなくても確実に長時間使える印象で、

というくらいいい感じです。

ただ、あくまでもこれは筆者の感想ですので、なにかあると困るのでおすすめはしません！

何度もいいますが、少しでも不安な方は高いですがマキタ純正バッテリーを購入しましょう。

本当かどうかわかりませんが「1億円の製造物責任保険付き」のようですね（笑）