こんにちは「こだわりスタイル」です
コロナが流行して、飲食店ではCO2センサーを使用して空気がクリーンなことを可視化してもらう動きが活発になりました。
でも、CO2(二酸化炭素)はテレワークなど自室の狭い空間で長時間作業するときにも是非気にしてみたほうがいいです。
いままでは部屋のCO2濃度なんて気にしたことがありませんでしたが、筆者もテレワークが続き体調の変化による作業効率を知りたいと思い、CO2センサーを購入してみました。
それほどハイスペックな高価な商品ではないが、1秒おきにCO2(二酸化炭素)を計測してくれる優れものでかなりおすすめです。
5畳程度の部屋で1人で作業をしていても、簡単に基準値を上回るので、今までいかに空気の悪いところで作業していたのかが可視化できます。
換気をすると、すぐに数値が下がるので習慣化することできるのもありがたく感じます。
不思議と数値の下がった部屋に入ると気持ち良いと感じます。(これは本当に)
購入直後ならまだしも、何度試してみても同じようにCO2数値が低い部屋は気持ち良いと感じました。
使い方も簡単で、電源を入れるだけです。
あとは、アラームのON/OFFとアラームを鳴らすCO2濃度の設定だけです。
今日はCO2センサーでテレワークの空間が快適になるのか試してみたので、
そのCO2センサーのレビューをしてみようと思います。
CO2センサーとは
CO2センサー、いわゆる二酸化炭素濃度を測る計器ですが、コロナ禍で飲食店が使っていることでよく耳にするようになりました。
このCO2センサー、業務用以外にも家庭用としても有効で、CO2濃度が高いと倦怠感、頭痛、耳鳴り等の症状が出てくるので、テレワークや自部屋での長時間作業にも効果があることがわかりました。
テレワークを快適にする商品はCO2センサー以外にスライディングデスクもかなり有効
作業効率の面でもCO2濃度が可視化できるので非常に便利で使い方も簡単です。
二酸化炭素の含有率
二酸化炭素は、少量であれば人体に影響は見られないが、濃度が高くなると、倦怠感、頭痛、耳鳴り等の症状を訴える者が多くなることから、また、室内の二酸化炭素濃度は全般的な室内空気汚染を評価する1つの指標としても用いられていることから、二酸化炭素の含有率は「百万分の千以下」と定められている。良好な室内空気環境を維持するためには、1人当たり概ね30m3/h以上の換気量を確保することが必要であるが、室内の二酸化炭素濃度が1,000ppm以下であれば、この必要換気量を確保できていると見なすことが可能である。
厚生労働省ホームページ:建築物衛生管理検討会報告書より
CO2センサー数値の換気目安
二酸化炭素濃度 | 換気目安数値 |
1000ppm | 推奨値 |
1500ppm | 換気が必要 |
1501ppm以上 | すぐに換気が必要 |
学校環境衛生基準、CO2濃度を換気の目安として利用する研究より引用。
このCO2センサーは使い方簡単
大きさ的に9.6cm四方のCO2測定器なので梱包もコンパクトです。
白いボックスに文字のみのシンプルなパッケージなので、パッと見は医療品のようです。
しっかりとした厚みのボックスですので輸送にも問題ないですよ。
同梱されているのは、本体・USBケーブル・取扱説明書のみ、使い方が簡単だからですね!
シンプルで使いやすいCO2センサーがおすすめです
販売されているほとんどのCO2センサーはUSBの充電式になっていますが、持ち運ぶものでもないので常時電源に接続するタイプでもいいと思うんですけど・・・。
このCO2センサーも充電式で、フル充電でほぼ1日は使用できます。
置き場所固定の方は常に電源をつないでいてもいいようなので困りません。
CO2センサーのスペック
CO2センサースペック
本体サイズ | 93(直径)×31(厚さ)mm |
CO2濃度計測範囲 | 400~5000PPM |
温度計測範囲 | -10℃~50℃ |
湿度計測範囲 | 20% RH ~ 85% RH |
充電ポート | DC5V/1A、DC5V/2A |
同梱 | 本体、microUSBケーブル1.2m、取扱説明書、保証書 |
このCO2センサーの液晶はミラータイプになっているので、OFFの時は鏡のようになります。
まずは、保護フィルムが付いているので剥がしましょう。
ミラーになっていますが、ONにすると非常に見やすい液晶ですのでご心配なく!
スイッチは3つ。使い方は簡単!
使い方と言っても難しいところはなく、電源をONにすれば計測スタートです。
このCO2センサーは設定した濃度になると警告音を鳴らすように設定できます。
もちろん写真のボタンで、鳴らさないOFFにも設定できます。(写真の赤丸部分のアラームマークが消えてればOFF)
ちなみに筆者はOFFにしています。最初はONにしていましたが結構頻繁に1000ppmを超えるので「ピッ・ピッ・ピッ」と耳障りに感じました。(警告濃度設定を上げれば良いのですが、それだと意味ないですからね!)
OFFにできない商品もあるようなので、鳴らしたくない方は注意しましょう!
温度計と湿度計もいい働きをしてくれます。
時計もついてれば言うことなしです。
角度調整や壁掛け設置も可能でおすすめ
置く場所によっては角度も調整できたほうが自由度は広がります。
このCO2センサーは2段階で角度を変えられるのでおすすめですね。
このように壁掛け用の穴があいているので、時計のように壁にかけることができます。これもおすすめポイントです。
この場合はコードが邪魔なので電池だったら良いのにと思いました。
電源供給はMicro-USB
電源はUSBでの充電式です。
5V1A、5V2A両方に対応してるので急速充電もOKですね。
連続使用時間は2000mAhのリチウムイオンバッテリー内臓で6時間程度。
ですので、デスクなどでは使用する場合は繋ぎっぱなしが良いかと思います。
CO2センサーでテレワークは快適空間になった!?
価格がそれほどでもないので、どの程度の精度のセンサーなのかと思いますよね?
このCO2センサーは、赤外線を使ったNDIR(Non Dispersive Infrared)方式のCO2センサーで結構正確な値を示すのでおすすめですね!
試しに、側面の導入口から息を吹き入れてみたのですが・・・。
あっという間に、3286ppmの数値を表示します。
窓などを開放して新鮮な空気を取り入れると、400台〜500ppm程度まで下がります。
CO2が可視化されるので、少し大袈裟になっている部分はあると思いますが、確かに1500ppm付近まで上がると空気がよどんでいる感じがします。
何度も試しましたが、感じではなくて、確実に澱んでる感じがします!
そして500ppm程度まで下がった部屋に入ると「爽やかだな」と感じます。
冬は寒いですけど・・・
集中できる時間が変わったように思うのは気のせいでしょうか・・・?
実際の結果より、可視化されることによって「換気しなくちゃ」という意識にさせる効果を買ったと思えば非常に有効な商品でおすすめだと思います。
私は正解だった気がします。
使い方ももっと難しいと思ったのですが、3つのボタンだけで非常に簡単でした。
温度と湿度が表示されるのも便利ですしコスト的に見てもおすすめです!