こんにちは「こだわりスタイル」です
Bluetoothスピーカーといえば、ほとんどが「モノラル」のタイプになります。
中にはステレオのBluetoothスピーカーもありますが、コンパクトが売りのBluetoothスピーカーにはステレオタイプは珍しい存在です。
コンパクトな設計のため、2つのスピーカーを搭載しても数十センチ程度の距離しか稼げません。
立体感のある音に包まれる状況にするためには、2つのスピーカーの間にリスナーがいる必要があるのです。
「ステレオ」の場合は左右(2つ)のスピーカーから異なる音が流れ、音の広がりを感じることができますが、「モノラル」の場合はスピーカーを2つそろえても左右同じ音で再生されるので、単にスピーカーの数が増えただけで、ステレオの立体感を感じることはできません。
より迫力があり臨場感のある立体的な音をBluetoothスピーカーで再生するなら、2台のBluetoothスピーカーを用意して、そのBluetoothスピーカー同士をペアリングする必要があります。
それで初めてリアルなステレオで再生することができるのです。
今回は、「EarFun UBOOM Slim」というBluetoothスピーカーを2台ペアリングしてステレオにしてみた状況をレビューします!
実際、ステレオにしてみましたが、臨場感の違いがあり過ぎてビックリしました!
これから、Bluetoothスピーカーの購入を考えている方には参考になると思います。
今回使用したEarFun UBOOM Slim
ステレオサウンドにしたいからと同じBluetoothスピーカーを2台購入しても、全てのスピーカーがその2台をペアリングできるとは限りません。
ステレオに拡張できるペアリング機能を搭載したBluetoothスピーカーを選択する必要がありますので注意してくださいね。
EarFun UBOOM Slim
EarFunからラインナップされているBluetoothスピーカーは2台用意することで、その2台をペアリングでき、ステレオ再生が可能です。
初代「EarFun UBOOM」から2台をペアリングしてステレオ再生することができます。
こちらもまだ現役なので、興味のある方はご参考まで!
今回レビューします「EarFun UBOOM Slim」は3代目になりますが、初代と比べて少しスリムになりましたが、全体の大きさはそれほど小さくなった印象はありません。
日本語の取り扱い説明書も付属しわかりやすくなっています。
EarFun UBOOM Slim スペック
Bluetoothバージョン | v5.2 |
最大出力 | 20w |
使用時間 | 最大18時間(使用状況により異なります) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
充電時間 | 約5時間 |
最大動作範囲 | 15m(障害物なし) |
入力 | 5V2A USB-C |
サイズ | 180mm×65mm×65mm |
重量 | 510g(実測) |
給電はUSB TYPE-C。
充電中はオレンジのライトが点滅し、完了すると点灯に変わりフル充電を知らせしてくれます。
パッシブラジエーター搭載
低音増強振動板ユニット「パッシブラジエーター」を2基(上下)搭載し、DSP(デジタル信号処理)技術により臨場感のある高音質なサウンドを奏でます。
よく穴の空いているスピーカーボックスを目にしたことはありませんか?
あの穴で、空気の流れをコントロールして低音域を増強しているんですね。(バスレフ型)
ただBluetoothスピーカーは野外使用のケースも多いので、穴があいていては防水機能が無くなりますので穴を無くし振動板で低音域を稼いでいるのです。
画像のように指で押してみるとわかりますが、音を出すとスピーカーのコーン紙のような仕組みで、ブルブル震えています。
これで低音を増強しているのです。
このBluetoothスピーカーはもちろん横置きもOK!
ちょうどロゴが横に来る位置で止まるように、画像のように一部に平らな部分を作っています。
このおかげで、ゴロゴロ転がることなくシッカリと横置きできます。
カラビナ付属で野外での使用もOK
野外での使用も考慮して、カラビナも付属するようになりました。
ディーパックなどに簡単に装着できて、キャンプなどにも最適な仕様。
川辺で手をすべらせてもOKなIPX7仕様で安心です!
EarFun UBOOM Slimの操作ボタンと接続
操作するボタンは、スピーカー表面に立体的に貼り付いるのですが、持ち上げたりする際に力がかかるとボタンが押されてしまうことが、何度かありました。
押しやすいのは良いが、プシュ動作が軽く誤操作してしまう可能性があるので持ち運ぶために握った程度では反応しない工夫が必要かと感じました。
防水カバーをめくると、USB TYPE-Cの給電端子があります。
そのほかにAUX端子も装備してあるので、バッテリーがなくても有線でスピーカーとして機能するのは長時間の使用を考えるとうれしい装備!
Bluetoothスピーカーをステレオにしてみる
まずは、1つの目のBluetoothスピーカーをデバイスとペアリングしてみます!
- ステップ1電源ON
Bluetoothスピーカーのパワーボタンを長押ししてONにします。
(ポポポポーンという音がしたら電源ON) - ステップ2ペアリング完了
デバイス側のBluetoothをONにすると画面にEarFun UBOOM Slimが表示されるので、選択したらペアリング完了!。
(次回からはEarFun UBOOM SlimのパワーボタンをONで自動接続します。)
ペアリング完了すると画像の青いLEDが点灯します!
単独でペアリングした感想
ペアリング自体は難しいところはなく、1回でスムースにペアリング完了!
音質は非常にナチュラルな解像度で、中高音もクリアーに再生できています。
エイジングでもっとクリアになりそうな感じ。
低音はスピーカー自体が小型化されているため、初代のほうが増強されている印象。
Bluetoothスピーカーをペアリングしてステレオに
EarFun UBOOM SlimがどんなBluetoothスピーカーかわかったところで、早速ステレオ接続にしてみます。
EarFun UBOOM Slimの2台のペアリングもいたって簡単で、スムースに行えますのでご安心ください。
- ステップ1既に接続済みのスピーカーをペアリング
既にペアリング設定されているので、Bluetoothスピーカーのパワーボタンを長押しのみでOK
- ステップ2もう1台のBluetoothスピーカーをON
同じようにパワーボタンを長押しでONでペアリングモードとなります。
- ステップ3マルチファンクションボタンをダブルクリック
最初にペアリングしたBluetoothスピーカーの「マルチファンクションボタン」をダブルクリックします。
- ステップ42台のペアリング完了
マルチファンクションボタン」をダブルクリックすると「ポン」という音と共に2台のペアリングが完了!
ペアリングが完了すると画像のように片方が青いLED、もう片方が白いLEDが点灯します。
Bluetoothスピーカーをステレオにしてみた感想
正直な感想ですが、これほど臨場感、迫力や音の広がりが違うのかと驚いてしまいました。
筆者は野外に持ち出すより、デスクで使用することがメインなので、デスクの上でステレオペアリングしていました。
スマホとの接続もOKですし、PCとつないで音楽や動画も臨場感たっぷりで楽しむことができます。
1台目をペアリングし、音を出しながら続けて2台目をペアリングしたので、2台目のペアリング接続が完了した時点で、一気に音質・臨場感が変わったのには本当に驚きでした。
実際は2つのBluetoothスピーカーを部屋の左右まで離して背中側に設置してますが、ステレオにすると本当に1つのBluetoothスピーカー場合と比べ別の音場にいるようです。
ステレオとモノラルでは試す前から違いは相当なものだろうと予測はしていましたが、ここまでとは思いませんでした。
野外では試していませんが、筆者と同じ状況での使用をお考えならステレオ接続をおすすめいたします。
こちら2代目のUBOOM L
こちら初代!低音バッチリ、ステレオペアリングも搭載ですが、現在品切れ中!