こんにちは、「こだわりスタイル」です!
グラミチ(GRAMICCI)というクライミングのブランドをご存知ですか?
知らなくても、「このロゴどっかで見たことある」という方は多いのではないでしょうか。
数年前からのアウトドアブームにのって街着でもよく見かけるようになりましたが、1980年代からある老舗のアウトドアブランドなんです。
しかもクライミングウェア専門です。
日本では2000年前半くらいから、セレクトショップやアウトドア専門店などで見かけるようになったと記憶しています。
機能性と耐久性、そしてアウトドアブームということもありたくさんのメディアにも取り上げられていますね!
グラミチ(GRAMICCI)は短パンがメジャーですが、通常のロングパンツなどもラインナップしています。
グラミチ(GRAMICCI)の歴史とこだわり
アメリカのカリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園はロッククライマーの聖地であることは有名な話です。
グラミチ(GRAMICCI)は、1982年にこのヨセミテで生まれました。
1970年代にアメリカで 「ストーンマスター」と呼ばれたロッククライマー、マイク・グラハム氏が
ヨセミテでのロッククライミングをリードし、そのために必要な様々なこだわりのディティールを開発し生まれたブランドがグラミチ(GRAMICCI)です。
なかでも短パンやロングパンツはクライミングの動きに必要なディティールを備えていたため爆発的な売れ行きになりました。
グラミチ(GRAMICCI)の短パン、「ガゼットクロッチ」のこだわり
下の画像を見てください。
こちら、私物のリーバイスのデニムの股の部分になります。
別にデニムに限らず、普通のパンツはこういった普通の十時に縫製されていますよね。気にして見たことがない部分だと思いますが・・・。
こちらはグラミチ(GRAMICCI)の短パンの股部分です。十時ではなくこんなに複雑なカッティングがされています。
これが「ガゼットクロッチ」と言いまして、180度自然な開脚を可能にするためのディティールなのです。
グラミチ(GRAMICCI)のこだわりですね!
十時にしないで、ここに余裕を持たせることでロッククライミング時の足の動きの抵抗をなくし、よりフリーな動作を実現しています。
このディティールは、普通に街着として着ても明らかに足の動きががフリーな感じを体感できます。
そんなことから、様々なブランドがこのディティールを取り入れるようになっています。
アウトドアブランドの短パンをお持ちでしたら見てみてください。おそらくこれに似たカッティングが施されていると思います。
元祖はグラミチ(GRAMICCI)で、このディティールを「ガゼットクロッチ」と言いますので覚えておいてください。
グラミチ(GRAMICCI)の「ウェビングベルト」のこだわり
クライミング中は、こんな状況ですので両手がフリーになるときなどほぼないわけです。
しかし、ロープ等で引っ張れたり過激な動きを繰り返すうちにウエストベルトをもう少し締めたい状況になるときがあるのです。
そこで考え出されたのが、グラミチ(GRAMICCI)の片手で調整できるこだわりの「ウェビングベルト」ですね!
これも便利すぎて、こぞって様々なブランドが取り入れているディティールです。
片手でこのベルトを引くだけで、グッと締め上げられ、バックルを少し持ち上げるようにするとスルッと緩むように設計されています。
こういった機能重視の作りや履きやすさ、そしてシンプルさのこだわりが街でも支持される理由なんですね!
短パンにはビルケンもよく似合います
耐久性も過酷な状況下での使用のため頑丈な縫製をしています。
3〜4本くらい短パンを所持しています。
中にはすでに10年を軽く超えてるグラミチ(GRAMICCI)もありますが、ほつれたり、破れたりしているものが一つもないというのも感動に値します。
少し脂肪がついて、サイズ感がきつくなってきたグラミチ(GRAMICCI)はありますが・・・(汗)
カラーや柄なども豊富なため、街でも合わせやすくこれからの季節には手放せないアイテムです。
グラミチ(GRAMICCI)は丈もショート丈からロング丈と種類がありますので、こちらもお好みに合わせてチョイスできます。