
こんにちは、「こだわりスタイル」のこだわり君です!
スマホ登場初期のころは、新しいスマホを購入すると充電器(ACアダプター)やUSBコードが付属されていましたよね。
おそらくこれはガラケーからの名残りもあったのだと思います。
しかし、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティー)が始まったあたりからだったと記憶していますが、それらが付属しなくなってしまいました!

iPhoneはAndoroidとは違いライトニングケーブルのため、
ケーブルだけは付属しています。
機種が新しくなった時に、「充電器(ACアダプター)」とケーブルは前の使えばいいや!とついケチってしまうことがありすが、こうすると古い「充電器(AC)アダプター」とケーブルでは急速充電になったスマホに対応していないなんてことになります。
今日は、そんな状態だった私のAndoroidも急速充電できるようにアンカー(Anker)の急速充電器を購入したのでご紹介しようと思います。
最初に言ってしまいますが、このAnker(アンカー)PowerPort III Nanoは購入しておくと何かと便利で絶対おすすめです。
AndoroidのQC3.0にも対応しているし、iPhone12もOK、その上コンパクトで悪いところが見当たらないです!
急速充電器の規格について

ひとことに、「急速充電対応」と言っても今はたくさん規格があるので、いざ急速充電器(ACアダプター)を購入しようとしても迷いますよね。
ですので、現在主力となりつつある急速充電の規格を簡単に説明しておきます。
その前にサラッとおさらい!
amazonなど急速充電器(ACアダプター)を閲覧していると、5V/2A、9V/2Aなどの性能表示を目にしますが、電気の知識の無い方は余計に混乱するだけです。
- V(ボルト、電圧)・・・・電気を押し出す力。
- A(アンペア、電流)・・・・電気の流れる量。
- W(ワット、電力)・・・・消費される電気のエネルギーの量
基本的な電気の考え方は上の公式で成り立っています。
全部理解しようとすると混乱するので、
このW(電力)はどれだけの仕事をしてくれるか?ということの数値なので当然大きい方がたくさん仕事をしてくれます。
例えば、60Wの電球より100wの電球のほうが明るいですよね?
たくさん仕事をしてくれているわけです。
だから急速充電器に置き換えても一緒です!
上の公式にあてはめると5V/1Aより5V/2Aの充電器のほうが倍の仕事量になりますから、早く充電できるわけです。
ここで1つ注意点があります!重要ですのでお間違いなく。

じゃ、100wとか出力の大きい急速充電器(ACアダプター)を
買えばいいんじゃん!
確かにその通りですが、スマホで100wの出力に対応している機種はありませんので、ただのオーバースペックになるだけです。(Mac book proなどノートPCの急速充電には87w対応などもあるので、充電器の選択肢はあまりありませんが、100w規格の急速充電器でも良いわけです)
今のスマホのほとんどは18wが最大入力なので、それ以上の出力の急速充電器(ACアダプター)は「スマホを急速充電したい」という今回のテーマとしては意味がないのです。

だから私が今回Andoroidのスマホを急速充電するために購入したのは、Anker(アンカー)PowerPort III Nanoという最大20w出力ができるタイプのものなのです。
下のリンクからAndoroidスマホのQuick Charge(クイックチャージ)対応状況がわかります!
https://www.qualcomm.com/media/documents/files/quick-charge-device-list.pdf
私のはXPERIA XZ1 COMPACTなので、下の表のようにQuick Charge(クイックチャージ)3.0に対応していることが確認できます。

主力2つの急速充電規格
USB-PD(USB-Power Delivery)
最大では100w出力のものも存在しますが、スマホの急速充電には必要ない出力なので、今回私が購入したAnker(アンカー)のPowerPort III Nanoという急速充電器は20w出力になります。(iPhone12も当然対応しています)
ほとんどのスマホは最大で18wの急速充電に対応していますのでこれ1つ全部OK!
iPhoneシリーズはもともとこちらのUSB-PDのみ。最近のAndoroidもUSB-PD規格になってきていますね。
Quick Charge(クイックチャージ)
こちらはQualcomm(クアルコム社) の急速充電規格で2.0や3.0等があります。(さらに上位規格も存在しますが、現在の主流はQuick Charge3.0でスマホに18wで給電できます)
Quick Charge(クイックチャージ)はiPhoneには対応しておらず、最新以外の AndoroidはQuick Charge(クイックチャージ)3.0規格を採用しているものが多いです
もちろん全てのAndoroidではないので注意してくださいね!HUAWEIやOPPOなどは独自の規格です!
Anker(アンカー)PowerPort III Nanoがおすすめ
USB-PD、QC3.0など急速充電規格がややこしいなか、Anker(アンカー)には独自のPowerIQ 3.0 (Gen2)という規格があります。

これは急速充電規格ではなく、USB-PD、Quick Charge3.0など色々な急速充電規格に対応していますという、システムの名前という意味合いと考えるとわかりやすいですね。
iPhoneのUSB-PD規格(現在一部Andoroid)、Quick Charge3.0(最新以外のAndoroid)の両方の急速充電規格に対応していますのでおすすめです。
自動判別、自動切り替えなので、過充電などの心配も無用。
急速充電器にはたくさん種類がありQuick Charge3.0には未対応の製品もあるので、注意したいですね!
「MONOQLO BEST BUY(ミニ充電器)」受賞
MONOQLO (モノクロ) 2021年 4月号で「ベストバイ」を受賞しています。
中国の企業ですが、「アンカー・ジャパン株式会社」もあるように知名度もあり、ほとんど日本のブランドと言ってもいいくらいですね!パッケージや取説も日本語で書かれていて安心します。

Anker(アンカー)のPowerPort III Nanoのサイズ


大きさは20wクラスで世界最小、最軽量です!
サイズ:約45 × 27 × 27mm (プラグ部を含む) ですので、上の比較画像で大きさがわかりますね。
写真で見るとたいしたことない大きさに見えますが、実際はもっとですよ!

マジで、小さっ!さすが世界最小
プラグは折りたたみ式ではありませんが、私の場合、自宅での固定で使用しますので全く問題無いですね。


以前Mac bookで折りたたみ式のアダプタを使用していましたが、取り外しの頻度が増すとプラグがグラグラになってくる経験があるので、逆に固定でよかったです。
その分、ボディが小さいので持ち運ぶ際も邪魔にならないですよ!
Andoroidへの急速充電時間は?
今までは5V/2A=10wでの充電ですので(一応急速充電ですね)、バッテリーが0%→100%だと約4時間はかかっていました!
これがこのAnker(アンカー)のPowerPort III Nanoですと最大20w、私のXPERIA XZ1には18wで給電できるので、今まで約4時間だとすると理論上は約2時間程度でフル充電できることになりますが・・・、果たして!?
ただ急速充電は100%まで急速充電できるわけではないので、覚えておきましょう!「トリクル充電」という機能がスマホ側で自動的に働きます。(リチウムイオンバッテリーを使用するほぼ全てのスマホ)
Anker(アンカー)PowerPort III Nanoのまとめ
結果としては計算通り!
以前4時間かかっていたフル充電が、2時間丁度で完了しました。
1時間で80%まで充電できましたよ!それから100%までが、トリクル充電に切り替わり時間がかかりました。
それでいてこの大きさ!
コンセントに差しても幅がないので、他のジャックを邪魔しないため非常に使いやすいです!

充電中、多少スマホの温度は上がりますが、通常充電時と大差ないと思います。
通常充電時もそれなりに熱は出てましたので・・・。
Anker(アンカー)のPowerPort III NanoはAndoroidのQuick Charge3.0対応で本当におすすめです。
iPhoneに機種変更してもUSB-PD規格対応ですので、オールマイティーですよ。

USBケーブルも重要なのでお忘れなく!



USBケーブルもしっかり、USB-PD規格に対応したものを使ってくださいね!TYPE-CからTYPE-Cになります。(USBケーブルはアダプター付属ではなく別売りですのでご注意を!)
100均等のUSBケーブルでは、せっかくの急速充電アダプターなのに、通常のアダプターより遅いなんてことも十分ありうるので!
なのでAnker PowerLine IIIは最大60wまで対応し、フルスピード充電が可能です。
使うとわかりますが、ケーブルが太いのでまず断線等は考えづらくおすすめです。
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