「post_max_size と upload_max_filesizeの値より小さい」とメッセージが出た時の対処法

WordPressを使っている方で、サーバー側のPHPバージョンを7.4から8.0に上げたら、WordPressの「サイトヘルス」に「post_max_size と upload_max_filesizeの値より小さくなっています」とメッセージが出た方への対処方をご紹介します。

これはエラーとかではなく、「できれば改善した方がいいよ〜」という軽いものらしいですが、気分悪いですよね。

PHP.iniというの環境設定ファイルのようなものがあり、そこに書かれた数値が一致しないことでメッセージが出ていますので、この値を同じにする作業なのですが、PHPファイルはいじりませんのでご心配なく！

ただ他のレンタルサーバーでも同じことで解消できるかは分かりませんが、ロリポップを使用されている方には有効だと思います。

ロリポップのPHP設定画面

ロリポップのサーバーを使用していて、PHP8.0へのバージョンアップが完了し、すでにWordPressの管理画面（サイトヘルス）に、「post_max_size と upload_max_filesizeの値より小さくなっています」と表示されている方に向けての説明になりますが、一応ロリポップの管理画面からPHPバージョンを変更するところから説明していきます。

私が長くロリポップを使っている理由です！

私はレンタルサーバーにロリポップを使用しているのですが、他のレンタルサーバーでも同じように対処できるかは分かりません。

ロリポップでいくつかサイトを運用しているのですが、全てこれで解消できているのでサーバーがロリポップの方は対処できるのではないでしょうか。

まずは、ロリポップの管理画面で「PHP設定」を選んでください！

すると上の写真のようにドメインを選ぶと、そのドメインのPHPバージョンが表示されます。

今回は一番下のドメインのPHPバージョンが7.4なので、PHP8.0（CGI版）へ変更します。

プルダウンで8.0（CGI版）を選びます

プルダウンで、「PHP8.0CGI版」選び変更をクリックします。

次に隣の「設定」をクリックします。

これでphp.iniファイルの数値を確認します。

php.iniの確認

設定をクリックすると、こんな画面になります。

「upload_max_filesize」の欄がありますが、「post_max_size 」の欄はありません。

PHP8.0では「upload_max_filesize」だけになり、注釈のように「post_max_size 」は自動で同じ値に書き換えられるようです。

本来なら自動書き変わるはずなのですが、見えないので分かりませんがどちらかの値が自動更新されていなのではないかと思います。

メッセージはこの2つの値が違いますよ！という内容になりますので同じになればいいわけです。

サンプル：下の画像はPHP7.4（モジュール版）のphp.iniの画面になりますが、「upload_max_filesize」と「post_max_size 」の2つが表示されていて同じ値になっていますよね。

post_max_size と upload_max_filesizeの値が同じになったか確認

「サイトヘルス」から、メッセージは消えて、良好「すばらしい」に変わりました！

「post_max_size と upload_max_filesizeの値より小さくなっています」は同じになったようですね。

これで完了です！簡単だし、変なメッセージが消えて気持ちいいです。

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