もう10年くらいは履き込んでる、RED WING(レッドウイング)アイリッシュセッター。
もちろん、定期的にメンテナンスはしています。
ただブーツなだけにスニーカー感覚で履いてしまうので、それなりにキズが着き汚れてしまいます。
GWで外出自粛だし、そろそろかなと思いRED WING(レッドウイング)アイリッシュセッターのクリーニングを決行しましたので、順を追ってご紹介致します。
RED WING(レッドウイング)アイリッシュセッターが汚い!
汚いですね〜!ベロのところは完全にオイル切れで明るい茶色になってきてます。
トゥの部分もキズだらけ。
ソールが黒ずんでるので、さらに汚れて見えますね!
というわけで、クリーニングしていきましょう。
順序はこんな感じです
1. まずはヒモを外す。
まずはヒモを外さないと、綺麗には磨けませんので外しましょう!
ヒモの跡が凄いですね、これは綺麗さっぱりってわけにはいかないと思います。
2. 目立つ汚れは水拭き。
泥とか目立つ汚れは軽く水拭きしてクリーナーで
3. ブラシでホコリなどをかき出す。
本当は馬毛のブラシとかだと思うんですけど、用意が無いのでここは普通のブラシで!
4. レザークリーナーでクリーニング(細かなシワやコバあたりは歯ブラシで)。
ここから、クリーナーを使って本格的にクリーニングしていきます。
M.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のクリーナーも使ったのですが、なんかマイルドな汚れの落ち方でイマイチでした。
レザーのスニーカーをクリーニングするのに、ちょっと立ち寄ったホームセンターで購入した、コイツが気持ちよく汚れが落ちてくれるので、私はこれをずっと使っています。
300円くらいですからね(笑)
安価ですけどメーカーもコロンブスだしオススメです。
これをボロ布に少しつけて、まんべんなく擦っていきます。
細かなシワとかは歯ブラシで根気よく擦ります(くれぐれもゴシゴシではなく優しくです)
擦ると、茶色がハゲたみたいになりますが、心配しなくて大丈夫です。
おそらく油分がなくなった状態だと思います。
ミンクオイルで復活しますので。
5. しばし乾燥。
このクリーナー革に染み込みますので、クリーニング後拭きあげたら少し乾燥しましょう、
その間にソールを磨きます。
天日干しじゃなくて陰干しですよ!
6. ソールを白くする。
RED WING(レッドウイング)アイリッシュセッターのソールはアイボリーなので、普通に履いていてもすぐ汚れます。
そんなに早くはないと思いますが、ソールも減ってくるとオールソール交換となるわけですが、RED WING(レッドウイング)純正はえらく高いのと仕上がりまで日数がかかるので、私はVIBRAMソールにしています。材質は同じですのでこちらもオススメですね!(イタリアのソール専門メーカーですので折り紙つきです)
どうせクリーニングするわけですから、底面はともかく側面は白くしたいですよね!
クリーナーでも落ちないことはないですが、新品のような色にしたいなら紙ヤスリで削るのが一番ですね。
100番くらいの粗い布ヤスリ「がオススメです。200番とか細かい番目のヤスリでも削れますが、純正のようなちょっとザラったしたようになりません。
こんなふうにいい感じに白くなります。
そろそろソールが限界まで!ソールを部分リペアしてみました

7. ミンクオイルをたっぷりと。
今度はクリーナーで油分不足になっているレザーにミンクオイルをたっぷり塗りこみます。
他のメーカーのミンクオイルも試しましたが、このM.MOWBRAY(エム・モゥブレィ)のミンクオイルが一番良い感じです。
たっぷり付けてしばらく放置し、しっかり革の表面だけでなく中まで染み込むまで待ちましょう。
8. 拭きあげ
拭きあげといっても、オイルドレザーですのでカーフのようにピカピカしてくるわけではないので、余剰部分を拭き取るといった感じでしょうか。
9. 完成!
そしたら完成〜!
クリーナーで拭いた後は明るい茶色でしたが、ミンクオイルが染み込むと本来のカラーに戻りましたね!
ソールも白くなり気分いいです。