こんにちは「こだわりスタイル」です
マグライトを古くから使用されている方は多いと思います。
「MINI MAGLITE AA」と言われる単3電池を2本使用する電球タイプなのですが、この商品がきっかけで世間に広く認知されたと言っても過言ではないと思います。
私も2本の「MINI MAGLITE AA」を2本ほど持っていますが、最近は電球の明るさでは太刀打ちできない白い光のLEDが主流になってきています。
「MINI MAGLITE LED」としてラインナップされているので、白い光のLEDにしたければマグライトのLEDバージョンを購入すれば良いのですが、マグライトには不思議な魅力があって、使い込むほどに付くキズやヘコミが妙に愛着が湧いてきて乗り換える気になれない魅力があります。
そんなわけで、今日はそんなマグライトの電球タイプをLED化するカスタムをご紹介しようと思います。
傷だらけな感じが手に馴染むとでも言いますか・・・・!
LED化することでさらに愛着が湧きますよ。
マグライトとは
マグライトはMAGLITEのスペルですが、普通なら電球という意味の「LIGHT」になるのですが、「LITE」が正解です。
私も2本使用していますが、すでに20年近く使用していると思います。
そうなんです、そのくらい頑丈にできていることでも有名なアメリカのブランドなのです。
コストを抑えるなら、型に流し込んで作る「鋳物」が一般的ですが、マグライトは違います。
航空機用のアルミ合金を削り出して作られています。
削り出したものに、さらに強度を出すためアルマイト加工(陽極酸化処理)を施し耐腐食性を向上させています。
もちろんMADE IN USAで、1980年代後半に日本への輸入が開始され、当時数百円の懐中電灯に対し数千円の懐中電灯にも関わらず飛ぶように売れました!
そのころは「LED」なんて存在していませんから、電球タイプなのですが当時は非常に明るく、長時間の点灯が可能で、防水のため各ネジ部分には全てゴムパッキンが装備されています。
その高い機能性はアメリカの警察にも正式採用され、マグライトの名前を不動のものとしました。
そんな優れモノだからこそ、これらを使い続けたい気持ちが高いのだと思います。
今回はこの電球タイプの「MINI MAGLITE AA」をLED化して白い光のマグライトにしてみようと思います。
電球のマグライトをLED化
なんとか自分のマグライトをLED化したく、調べて見るといくつものLED化するためのカスタムキットが販売されています。
今回チョイスしたのはこちら!
「Nite Ize inc.」というブランドのLED化できるキットです。
マグライトは先端部分を回すことで、スイッチと焦点を合わせるようになっているのですが、このLED化キットにはお尻の部分にプッシュ式のパワーボタンを追加できるパーツも同梱されています。
もちろんアルミ合金の削りだしで、ローレット加工(滑り止の凸凹溝加工)がされていて、オリジナルのマグライトと雰囲気を合わせています。
LED化するための手順
「MINI MAGLITE AA」専用なので取り付けは至って簡単!
いわゆるポン付けですが、一応手順をご紹介します。
まずは、電池を抜きましょう。
付属のリフレクターに交換するため、先端のレンズが装着されている部分を外します。
オリジナルは電球用なので、センターの穴が小さいので、LED化に伴い穴の大きいリフレクターに交換します。
ここはただセットするだけです!
リフレクターを装着したら、先端部分を元どおりにします。
その次に、電源と焦点を合わせる部分のネジ込みを外します。
時計反対方向に回せば外れます。
オリジナルの電球が、上の写真のベース部分に刺さっているので、電球のみを引き抜きます。
刺さっていたベースは外さずにこのまま使用します。
ピントがぼけましたが、LEDはこんな感じのパーツです。
LED化するには、このまま電球を引き抜いたベースに差し込みます!
横から見るとこんな感じで、マグライトのオリジナルのベース部分とLEDのベース部分が重なる形となります。
装着するとこんな感じです!
早く点けたい!!
電源をお尻のプッシュボタン式に変更する場合は、付属のプッシュボタンの部品をお尻に取り付けます。
特に配線等はないので、オリジナルを外して交換するだけですね!
このプッシュボタンは、お好みに応じて交換してください。
私は、オリジナルのネジ込み式がシックリきているのと、柄が迷彩になっているのでプッシュボタンだけは黒のマグライトに装着しました。
マグライトをLED化して白い光を手に入れた!
どの程度のカラーの変化で、照度はどれくらい上がるのか楽しみですね〜!
お〜、さすがLED、白い閃光になりました!
オレンジと白っていう感じですね。
LED化凄い!
LED化した方は眩しすぎて、光源を見ることはできません。
今まで愛用してきたマグライトがカスタムによって見事に白い光になりました。
オリジナルはオレンジ色で、まるで電池が切れかけた感じの光に見えます。
おまけにLED化したことにより連続転用時間も25時間とかなり長時間となるのもうれしいですね!
やはり愛着のあるものを、色々とカスタムしたり手入れするのは楽しいですね。
オリジナルのレンズはプラスティックで、結構キズだらけなのですが、カスタム用でガラス製のパーツも販売されています。
こういう物にカスタム心をくすぐられるのは私だけでしょうか?!
単にLEDの明るい懐中電灯が欲しければ、amazonで1000円程度〜手に入ります。
写真を見る限りはアルミ合金で品質も良さそうですし、海外規格ですがリチウムイオンバッテリーの充電式と単3電池どちらも使用できるタイプが多いです。
元々はこのリチウムイオンバッテリー、ノートパソコン用に使用されていたものを別用途で使い始めたのがきっかけのようで、18650とか26650という規格等(もっと沢山ありますが・・・)で販売されています。
ちょっと横道に逸れてしまいましたが、マグライトのLED化いかがでしたか?
カスタムすることで、さらに愛着のあるマグライトになりますよ!
マグライトの種類によって、LED化するためのキットが沢山ラインナップされているのでお持ちのマグライトに合わせてご購入いただければと思います。
カスタムなんて面倒くさい方にはマグライトオリジナルのLED