こんにちは、「こだわりスタイル」です!
最近、街を歩いていて「スーツ、ビシッと着てるとカッコイイな!」
と思う人の革靴のつま先が、きまってピカピカだなと感じるのは自分だけでしょうか?
「お洒落は足元から」というのは正解だと思う。
お洒落な人は大抵、靴もキレイ。
まんざら外れていない。
単純に汚れていないというだけではなくて、やれて無いのです。
シワくちゃとか、カカトがすり減ってないなんていうことももちろん含みますが!
そんな人のつま先がピカピカというよりエナメルのような輝きを放っているのをよく目にします。
ググったら、あれ購入時からではなくて、お手入れ時にする鏡面磨きというらしい。
そんな訳で、今回は革靴の鏡面磨きにチャレンジしてみました!
果たして!?
鏡面磨きは靴磨き職人じゃないとできないものなのか?
いろいろ調べると、全然そんなことないですね!
結論、鏡面磨きできます!
ただ、やはりその道に長けてる職人さんと比べたら、コツやスピード、仕上にも違いはあると思いますが、あえてトライしてみました!
実験台になってもらう革靴は、このブログでも紹介しています「大塚製靴」のホールカットです。
最近、私のお気に入りでなので、あえてさらにカッコよくなってもらおうと思います。
KIWI Parade Gloss Prestige(パレードグロスプレステージ)をチョイス!
「KIWI」は、1906年オーストラリアで生まれなんですね。
てっきり、この手はイギリスとかヨーロッパのイメージがあったので意外でした。
なんでも、兵士が軍靴を「KIWI」のクリームで磨きピカピカだったのが、イギリスやアメリカの軍人の目に留まり一気に世界へ広まったとか。
この「KIWI」のロゴは古くからあるを知っています。まだ、中学生くらいの時に父がこのクリームで磨いていたのは記憶しています。
話が脱線しましたが、この鏡面磨きはただ靴クリームを磨いてもこんなエナメルのようにならないのです。
鏡面磨きは専用のワックスを使用します。
革の柔軟性や、保湿の意味合いで使うクリームにもワックス分は入っているのでツヤも出るのですが、革のシボや凹凸は残した光沢で、どうしてもキレイに光が反射しないので、鏡のようにはなりません。
ワックスは沢山のシューケアブランドからラインナップされていますが、「KIWI」のワックスが一番歴史があるようす。
種類がありすぎて、素人なのでどれを選んだら良いのか皆目検討がつきません。
で、私が根拠にしたのは、シューシャインの世界チャンピオン、長谷川裕也さんという方がおられるのですがこちらの方の特集ページでも紹介されいる中に出てくるのがKIWI Parade Gloss Prestige(パレードグロスプレステージ)なのです!
靴職人さんもこれを使う方が多いらしいです。
いろいろ調べた磨き方はこれ
KIWI Parade Gloss Prestige(パレードグロスプレステージ)には、カラーの種類もあるのでご自分の靴にあったものを選べば良いかと!
オールマイティーなら、「ナチュラル」だったかな?透明なのもありましたのでそちらで。
私は素人で、少しでも深みのある光沢を得たいのであえて「BLACK」チョイス!
ワックスを塗る前にまずはクリーニング
いきなりワックスではなくて、まずはクリーニングです。
私の靴はそれほど使用頻度が無いので軽くブラシでクリーニング程度です。
あまりクリーニングしない人はこれを期に、念入りにしていおきましょう!
ワックスを塗る前に下地剤みたいなものもあるようですが、今回はそこは無しということで、クリーニング後スタート!
柔かいコットンなどを使用してくださいね。
私の写真はダメな例です。本来は2本指(人さし指と中指)を使って面積をつくります。
2本指で接触面を広く取り、布が折れたりシワができないようにして、ワックスを取ります。
塗る場所は、つま先とカカト部分のみに使います
塗るのはつま先とカカト部分のみに使うのは、その他の部分は歩くと折れ曲りを繰り返しますので、固まったワックスにヒビが入ってしまうためだそうで、納得です。
それで、「私が見かける」といっていた人もつま先だけがピカピカだったわけですね!
まずは試しなので、つま先のシワが入る手前まで塗ることにします。
なんか既に光って見えるのはおそらくテレビが写っているのだと思います。最初の状態は完全にヒモの部分あたりの状態で艶消しな感んじです。
この記事の上のほうの写真ですね!
これって結構忍耐ですよ
塗るとすぐに乾燥しますが、2〜3分くらい乾かして拭き始めます。
拭くときに単に乾拭きではなくて、「水」を使います。
これがポイントらしいので忘れないように!
指に巻いた布自体を水につけるのではなくて、指でチョンチョンと2滴くらいつま先につけて、そこを拭いていきます。
拭き方はゴシゴシではなくて、優しく拭いていく感じですね。
ゴシゴシ拭くとせっかく凸凹を埋めてるワックス分が取れてしまいますので、くれぐれもゴシゴシしないでください。
また、水分はが無くなってきたら2滴くらい垂らして拭き上げ磨きます。
3回くらい繰り返すと、確かにツヤが出てくるのがわかりますが、鏡面には遠いです。
これ、本当に鏡面になるのか?
おそらくプロなら、すでに終わっているのだと思いますが、私のような素人は半信半疑なのでベストな力の入れ方や、拭き方っもわかっていないので時間がかかります。
プロと比べて技術の差はあれど、この作業を何度か繰り返すことは変わりません。
私の場合、5回目くらいでしょうか!
あっなんか自分の顔や部屋が写り込んできた!
6回目くらいで、拭き上げてると見た目は鏡面になってきましたね。
革のシボ(凹凸)がワックスで埋まって光沢が出てきた感じです。
大げさじゃなくて、グランドピアノの光沢みたいになってきました。
時間にして、40分くらいは繰り返したのではないでしょうか?(もっとかな・・・)
いや〜、マジで疲れてきました。でも少しだけ力の入れ具合だとかわかって着た感じです。
なかなか撮影が難しいです。
本当は何か写り込んでたほうが、鏡面感がでると思うのですが、光が強すぎると立体感が無くなって鏡面に見えなくなってしまいます。
左が未処理で右が鏡面仕上げ。
場所を変えて撮影しましたがやはり納得のいく写真が撮れません。
本当はもっと鏡面なんです。
で、考えたのがこちら!ねっ、鏡面でしょ!
KIWIの文字が読めますよね。
あと2〜3回繰り返せばもっと光沢がでそうですが、今回はこの辺で終了とさせてもらいます。
サイトによっては、ワックスを薄く塗るって書いてあるところも多いですが、たっぷりつけると書いている方も結構います。
革の凸凹を埋めるなら少したっぷりめに塗っていくのも時間短縮などにもつながると思い、4回目以降はたっぷりめに塗りました。
光沢に変化がでてきたのが5回目ですから、たっぷり目が正解な気もしますので、反対側で試してみたいと思います。
やったね、鏡面磨き!
水をつける作業が結構面倒と感じた!プロはこれを使ってる。ちょんちょんとプッシュすると上から適量水がでる仕組み
クロスもあると絶対便利です
少し高いが、クイックに鏡面ができると評判高いです!